くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

アユよ、おまえもか。:『準絶滅危惧』選定

 遂にというか、ここに来てというか。
長良川は、ご当地の住民にとって自然の恵みを古くから与えてくれた大切な河川で、上流から下流まで、東海地方の『自然の顔』のような存在でした。
 筆者もアウトドアといえばまずは長良川が基本で、キャンプ・バーベキューはもちろん、尾瀬の天然の川瀬でリバーカヤックを楽しませて貰った思い出深い川でもありますし、自然を教えてもらったのもこの川でした。
 その長良川のシンボルでもある『アユ』が、悲しいことになっています。
 

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 かなり前から長良川の環境変化による既存生物への影響、特に『鮎(アユ)』はその最も心配された生物でしたが、ここにきて長良川河口堰の是非について、問題が再燃しそうな予感です。

 

岐阜市、アユを「準絶滅危惧」選定 河口堰が遡上阻害か
朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/sp/articles/ASH4162FZH41OHGB012.html?ref=smartnews

www.asahi.com

 岐阜市は絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト「レッドリスト」を初めて作成し、アユを「準絶滅危惧」に選定した。アユは鵜飼(うか)い漁などで、岐阜市を流れる長良川のシンボルだが、野生生物としては、存続の基盤が弱く、生息環境の変化によっては、絶滅危惧に移行するという位置づけだ。4月中にも市のホームページでリストを公表する。


 聞き捨てならない、事態です。