くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

名古屋もこれからは、AIの実用:吉野家×人口知能

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 創業3年のtameco。AIを駆使したデータ集計を得意とする会社だそうですが、吉野家ホールディングスがこの会社のノウハウを使って次の戦略を進めていると発表しました。

 tamecoは中小企業ながら、大手ITやNASA出身のエンジニアなどを擁し、これを武器に今度は、吉野家×人口知能を手掛ける。

 店に2分着席するだけで、ビーコンユニットから発信電波を受信、クーポン着信やすし割引、牛丼割引など客の行動パターンを収集する。

 肉食系顧客で例えると、牛丼の次はすしか牛丼か?客の嗜好を判断し、行動パターンをリサーチして、まとめた結果から顧客管理に生かす。
 また、クーポン発行時の種類選択に情報を利用して、効率の良い反応
へとつなげる狙い。

これは、地理的状況をGPS情報から顧客の位置情報を得て、それをAIに判断させて、個人個人により近い場所のお得情報を提供させる狙いもあるという。

tamecoの収集データは、個人が解らないようにし、吉野家にも提供される予定で、吉野家幹部は、社長の決定の早さに注目しているという。

 吉野家、河村奏貴新社長はWBSインタビューに渋りながらも、ネット起業でやっている仕組みを進化版を飲食店でできないかを模索すると発言。今何をたべたいか?をできないか?を具現化目指す。
吉野家のメリットをどう活用していくか、注目。


 また、先日WBSでは新たに、顧客の待ち時間をビジネスチャンスに生かす試みが報道されて、待った分だけポイント化するというサービスも公開されたそうです。

 個人判別非特定な個人情報の活用手法も多様化、細分化されていく将来が見え隠れしています。