くろま流 × NAGOYA式 ブログ

地域産業・観光を広い目線から、東海・名古屋あるあるをリサーチ。

3.11現実は……5年目に。

 東海地方の昨日天候は大変でしたね。
まだまだ関東以北は昨日から今日にかけて天候は過酷になりそうですですが、とうとう東北は5年目の春を迎えようとしています。
 
安倍総理冒頭発言】
 あの東日本大震災から、明日で4年となります。改めて、大震災によってお亡くなりになられた方々に心より哀悼の意を表したいと思います。
 愛する家族を失い、そして友を失い、被災した皆さんの今も癒えることのない悲しみと厳しい生活環境の下での御苦労に、今後もしっかりと寄り添いながら復興に全力を挙げていく。その決意を新たにしております。
 
 総理府はサイトで総理のコメントを掲載しました、そして次の5カ年対策を発表しました。
 
「次の5年」新たな復興対策を夏までに 総理表明
 安倍総理大臣は、5年間の集中復興期間が来年3月で終わった後の復興支援策について、新たな5カ年計画を今年の夏までに策定する方針を示しました。
 安倍総理大臣:「来年3月で、5年間にわたった集中復興期間は終了するが、次の5年間の新たな復興支援の枠組みをこの夏までに策定する」
 安倍総理はまた、原発事故の影響で復興が遅れる福島の支援のため、営業ができないことによる損害賠償の再検討や事業再建などを盛り込んだ政策パッケージを5月にも決定する方針を示しました。さらに、JR常磐線を将来的に全線で運行を再開させる方針を表明しました。(テレ朝news)
 
 東日本大震災から今日で4年、未だ自宅などを失った23万人もの人々が避難生活を続けており、83人の身元がわかっていません。
 3月10日時点で震災死者は1万5,891人、行方不明者は2,584人(警察庁)
 避難生活者2月12日時点で、全国でおよそ22万9,000人、仮設住宅などでの避難生活を余儀なくされている。(FNNヘッドラインニュース)
 
 今日に至って現地被災者の方達と、先の政府との思い違いがここに来てより大きくなってきているのが判ります。
 
 首相就任以来、安倍晋三氏はほぼ月1回のペースで20回以上にわたって被災地視察をしてきた。
安倍首相が視察の仮設住宅居住女性「中入らないで何わかる」
「安倍さんは来るには来たけども、車を降りてほんの100メートルくらい歩いてすぐに行っちゃった。」
 
 キッチンと四畳半一間だけの女性の部屋に上がらせてもらった。たんすや仏壇などを並べると、ほとんど生活スペースはない。寒さが骨身にしみるが、夜はこたつとストーブを片づけて布団を敷くという。
 
 そもそも建築基準法や災害救助法で仮設住宅の長期使用は原則2年間と定められている。4年経った建物は老朽化し建て替えの時期だ。
総理は毎年視察に訪れるが、仮設住宅を視察するのなら部屋の中に入り、そういった実態を自分の五感で感じるべきです
 
  震災当時の町長が津波で死亡するなど壊滅状態となった岩手・大槌町の碇川豊・町長は、町の公式サイトに「町長随想」と題して次のように綴っている。
 視察場所については、復興庁が決めたもので町には相談がなかった。私としては復興が遅れている場所も視察して頂きたかったが、公務多忙を思うと欲も言えない。地元自治体の歯がゆい思いが伝わってくる。(NEWSポストセブン)
 
 民間ベースではTVやネットでも報道の通り、非力ながらも今でも様々な試みがなされ、思いを絶やさないように活動は続いています。
 
 震災への対応は4年を経て新たな局面に差し掛かっているようです。
 一見私達の感覚は、被災者方の心は徐々に落ち着いてきたような錯覚に陥りがちです、しかし鬱患者の統計では徐々にはでありますが、3年を底にまた鬱の症状を訴える人数が増え出しているそうです。
 その調査ではここに来て今まで健常に耐えてこられたら方が鬱になっていると言うのです、これは未だ生活環境が政府が言う程改善されていない事を示している一例だと思うのです。
 
 漸く現地が独自の情報発信を出来るようになってきてネットを始め、様々な形で東北の現状を知らせる試みがなされています。
 五年目を迎えるに当たって、是非とももう一度見つめ直してみようじゃないですか、今の現実を改めて知る事で、政府がしている事が、如何に乖離しているかを確かめ意識を高める必要がありそうです。
 
 特に現地自治体等から直接発信されているソースは、当に今もままならない東北の叫び声なのです。