『あおなみ線SL運行計画』その後
スピード化や時短が叫ばれる現代で、精神のゆとりの確保をする手段として、日本各地でSL(蒸気機関車)が人気を得ており、地域振興にも貢献しているようです、筆者ももう10年以上前ですが、その内の一つで今も人気のある大井川鐵道のSLに乗ったことが有ります。
筆者はこれを初めての知りました。
調べるに、大井川鐵道は名古屋の名鉄グループの第三セクターのようですので、交渉がしやすいと考えたのかもしれませんが、そもそも経営は決して順調ではなかったようですし、昨年の機関車トーマス企画が成功して漸く軌道に乗りかけた状態ですから、他に貸すゆとりはまだ無いでしょう。
車輌は現存するものを走行可能な状態まで復元するだけでも億というお金が必要だそうです。
当初名古屋市が捻出した4000万円程の予算ではそもそも苦しいと思われますが。
2012年に計画が発足して当時2013年に限定運行の計画を立てて乗客者募集もかけていました、確かに当時から賛否両論ありましたので超えなければならないハードルは沢山あったと思いますが、残念というかやっぱりと言うか未だ実現には至っていません。
引き続き市は大井川鐵道側と交渉を続けるとしており、2016年の実現を目指しているようですが、実現は今後も見通しがついていないようです。
発想や試みは大変面白く、できれば支持したいところですが……、今後も見守って行きたいと思います。