くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

シャレにならない今年の暖冬、私をスキーに連れてっては、連れてけない?

  

 昨年末の話題から入って恐縮ですが、クリスマス商戦でアマゾンプライムは定番品を積極的にプッシュすると同時に、在庫管理を徹底してメーカーと密に、在庫切れの無いよう体制を敷いてクリスマスに挑んだそうですが、残念ながらホワイトクリスマスにならずに、少々演出に事欠いたのは否めません。

 

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ズキューン、されちゃいました。

 

 年末年始は、どこの国でも売り込みラッシュで、暖冬で季節ものの売れ行きより、年中手に入る定番品のお買い得品に消費者が集中したようで、それを見込んで原点回帰の商品絞り込みと欠品対策に、メーカーと早期に買い取り抱え込みで取り組んでいたようです。

 中国でもこの時期の特需に沸いたようで、低リスクのケーキのケータリングビジネスの氾濫もニュースで見ました。

 

  さてさて、新年年明け以降に回復を期待された気温の低下も、エルニーニョの影響で、日本周辺の気候は、例年の西高東低ではなく、西低東高になって南の大気を呼び込んでおり、暖冬の呼び水になっているとのこと。

  その暖冬と言われる今期、影響を最も受けているのは、昨年にと比べて東北以南で雪が殆ど降らず、昨年から期待されていたにも拘わらず、スキーシーズンなのにオープン出来ない所が軒並み、ニュースで放映されビックリでした。

 今年は、例年海外来日客でにぎわう北海道でさえも、スノーマシン無くしては潤沢な滑走ゲレンデを提供するのは難しくないと言われますし、筆者の住んでいる中部地方は、飛騨地方や長野県など有名なゲレンデを有するスキー場が沢山ありますが、オープンさえできず、最低気温が今のところ0度を下回らないため、スノーマシーンも宝の持ち腐れになっているそうです。

 

 昨年から弾みが突き出した、海外観光客をキーにした冬型観光にも力を入れると意気込んでいた地方観光関係者も本来なら、様々な期待があったでしょう。

 スキー観光は、あのスイスで人口比30%と言われているそうですが、日本はまだ9%程度で推移していて、人口比で20%まで行けると予測されています。

 秋のシーズン前までは、国内業者も新しい楽しみ方でスノーラフティングも準備したり、地域スキー場共通券の発行など、かつてほどゲレンデに関心を示さなくなった、20代から30代若者が興味を持つ工夫するなど余念が在りませんでしたが、ここまで降らないとその効果はどこまで出ているのかちょっと心配です。

 雪の少ない・降らない地方は深刻で、新型の高燃費人工降雪機導入など設備投資や、コストがかかっても、アイスクラッシュと言う氷を噴霧するマシンを導入、ゲレンデを限定して何とか滑走可能な状態にするなど採算度外視な工夫も余儀なくされるところもあるとのこと。

 ただ、海外観光客の見込める地域は、雪を知らない海外客のスキーツアーで人気を呼んでいるところもあるそうですので、ギリギリで持ちこたえている、と言った感じですかね。

 

 昔は良かった話をするのもなんですが、かつて映画「私をスキーにつれてって」など一世を風靡したオシャレで憧れたスキーシーズンは、ノスタルジアマーケティングとか、ノスタルジアサイクル(20~30年サイクル)と言われ、今年はそのサイクルでは当たり年の時期なのだそう。

 好調とは言えない新年スタートを切った地方呼び込みの目玉、ウインターバカンスが、何とか今年も盛り上がるよう、これからの季節に期待しないといけないでしょうか。

 

 でもその一方で、暖冬が急に冷え込んでくると、その気温変化に体がついていかずに、体調をくずしてくる人も増えると予想されます。

 景気も温まらなければいけないですが、皆さまお身体冷やさぬよう、十分温めて健康崩してバカンスどころじゃないなんてことにならないように、お気をつけくださいませ。

 

  そんなときは、温泉ですよ温泉。

 群馬県草津温泉の新名物で、女子が釘づけのイベントもあるそうですよ。サッカーJ2のザスパ草津チームの下部組織のチャレンジャーズのイケメンが、誰もが知っている草津名物の「湯もみ」を限定で参加し、地元サポートに貢献しているらしいですね。

 イケメン男子たちの「ゆもみくん」、このパフォーマンスが起爆剤になって、今までにない客層に見事な「割れた腹筋」が、女子女子の心をわしづかみしてる姿は……。

  ノーコメントです、では。