くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

親善大使?恐竜・チョウザメ来る。

 チョウザメと言えば、グルメブームの今では高級食材のキャビアを想像する方が多いかもしれませんが、考古学マニアからするとと言いますか、普通に古代魚と言われる生きる化石だそうです。
 何億年も形や生体が変わっていない無形文化財のような希少な生物で、同様の生物ではシーラカンスや、日本でも見つかるカブトガニが有名ですが、そんな生物をグルメ食材にしちゃったり、何か最近は養殖化にも成功してるそうじゃ無いですか。
 人って、最強ですね。
さて、そんなチョウザメが、名古屋市港区にある名古屋港水族館で開催される特別展「恐竜と太古の海の生物~福井から恐竜がやってきた!」(3月17日~5月10日)で展示するために、搬入された記事共有です。
 
 この特別展では、表題の通り、恐竜が棲んでいた時代の地層が発掘されている福井県から、当時の海の様子を展示する共同開催や、北海道の大学の協力を得て実現したものです。
 こういったお互いの良いところを生かした”コラボレーション”はとても有意義ですね。
 

マイナビニュース抜粋

"古代魚"「チョウザメ」の仲間の搬入実施
人工交配によって産出されたチョウザメ類の幼魚を特別展示
今回搬入された「チョウザメ」は、同館で開催される特別展「恐竜と太古の海の生物~福井から恐竜がやってきた!」(3月17日~5月10日)で展示されるもの。同展は、福井県立恐竜博物館との共同開催で、所蔵の恐竜などの貴重な化石の展示をするとともに、同館で飼育している生きた化石といわれる生物の展示を通して、太古の世界に思いを馳せながら地球の歴史を感じられる展示会となる。 
 
生きた化石チョウザメ」類を展示する
 チョウザメ類は、国内でもおよそ100年前までは北海道を中心に生息していたが、現在はごく稀に捕獲されるのみで絶滅に瀕している。今回は、北海道大学水産学部の協力を得て、北海道沿岸で捕獲されたチョウザメ類から人工交配によって産出された幼魚(交雑種)を特別に展示する。
 開催期間は、3月17日~5月10日。開催場所は、南館2階 ホワイエ、エントランス、南館1階 海のギャラリー。特別展は名古屋港水族館の入館料にて観覧できる。
 開催内容は、第1会場 ホワイエ(南館2階)が「三畳紀の恐竜『プラテオサウルス』」の全身骨格(複製)」「白亜紀の恐竜『ティラノサウルス』と『トリケラトプス』の頭骨(複製)」「触れる恐竜化石『ディプロドクスの恥骨』」「アパトサウルスの烏口骨」「太古の海の生物化石(三葉虫、古代ザメの巨大な歯など)」「ジュラ紀白亜紀の恐竜イラスト想像図」。
 第2会場 エントランス(南館2階)は、「ジュラ紀の恐竜『アロサウルス』の全身骨格(複製)」「福井で発掘された白亜紀の恐竜『フクイサウルス』の全身骨格(複製)」「福井で発掘された4種の恐竜の巨大タペストリー」。
 第3会場 海のギャラリー(南館1階)は、生きた化石チョウザメ類、オウムガイ、テラマチオキナエビス、スポテッドガーの生体展示」「生体展示生物あるいは近縁種の化石」「その他、現在の地球にもいる生きた化石といわれる生物の化石(シーラカンスなど)」、福井県立恐竜博物館のPR映像となる。

同館の所在地は、愛知県名古屋市港区港町1-3
 

未来都市になっちゃう?-名古屋駅前

 一か月程ぶりにJR名古屋駅前、通称 ”名駅(駅東)” を車で通りました。

地下鉄や徒歩では良くいくのですが、今回日和もよかったせいもあって、ドライブの途中に通りかかったのですが、徒歩で来た時より印象が違います。

 筆者の車は屋根の一部がガラスで上が見えますが、たまたま赤信号で停まった際に上を何気に見渡したところが……。

おお!

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大名古屋ビルヂング、かなり出来てます。

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見よ、この直線美と樹木の融合

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お馴染みの、某スパイラルタワー


 もう、頭上は未来都市ですよ。

(下は相変わらずですけどね)
思わず、青信号見逃すところでした(汗)

 残念ながら信号待ちできなかったので、駅前ビルの写真は撮れませんでしたか、こっちもかなり進んでいます。
以前にも名駅東口の開発記事を紹介しましたが、着々と進んでますよ。
 東京も"アツい"ですが、名古屋市も来る『リニア新幹線開通』に向けてぬかるところはありませんね。

 あとは純木造の名古屋城が間に合えば、
国際観光都市として向かうところ敵なしなんですがね。

名古屋市は前にも紹介した様々な難問を抱えていますが、明るい未来を期待したいですね。

いずれにしても、楽しみです。

図書館運営を民間ノウハウで計画。

 筆者はこれでも、本を読んだり書いたりするのが大好きですが、常日頃からスタバのような居心地のイイ図書館が無いかな~と思っていましたら、身近でこんな話題がでてきました。

 民営企業が関わる公立の図書館は前例で1件、佐賀県武雄市にありますが東海地方で2例目となる名古屋市隣接の小牧市での公共施設の民営化、どうでしょう?

 

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佐賀県武雄市にある、武雄市図書館

小牧市、TSUTAYAと連携図書館を。
(03月18日 NHK newsWEB記事)
TSUTAYAと連携図書館を - NHK 東海 NEWS WEB

 愛知県小牧市名古屋市の北、濃尾平野中央に位置する都市で、来年4月から市立図書館の運営をレンタルソフト店「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下、CCC社)に委託する計画を発表。


 同市は、小牧駅西に新図書館新設に、新年度の予算案に盛り込んだ。市の規模は面積約63km²、人工およそ14.7万人で、現図書館の蔵書数は約23万冊を70万冊まで増やすとの事なので、約3倍の見込みですね。

新館完成は平成30年に開館予定だそうですので、5年後の人口増加を見込んでの予想ですね。

トピックはその建設や運営に、「TSUTAYA」の運営ノウハウを導入して、市の関連私設。サービスの活性化と利用者の増加にどうつなげるか?でしょう。
 この図書館の建設や運営に当り、設計段階から運営会社「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」(以下CCC)らと連携、協議を続けてくそうです。

 市は、蔵書の増設・カフェの併設や学習スペース拡充といった利便性を高め、利用者増加を期待しますが、CCCが同様にかかわって成功を収めている佐賀県武雄市の市営図書館の実績や、神奈川県海老名市の今年秋に改築オープンされる市図書館のモデルがあります。
 これらの事例では既に問題や市民の評価も出てきていて、参考にされていると思われます

 武雄市図書館が開館前にDVDを大量除籍 「館内併設のTSUTAYAに配慮?」との疑問の声に武雄市は

利用客殺到! 佐賀・武雄市図書館の「体が喜ぶ空間」:PRESIDENT Online - プレジデント 

 

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 先例の三重県桑名市立中央図書館は、2004年(平成16年)に新築され、日本で初めてPFI(Private Finance Initiative)手法で市立図書館を建設・運営し、当時注目を集めました、現在も順調に運営されて実績を示していました。

 因みに桑名市は、建設当時の人口約11万人、面積約57キロ27km² で、会館時の規模は、蔵書数約30万冊、利用者登録数3.5万人だそうです。 
富士通の図書館情報システムを導入し、たしかニュースでも報道されました。

 また、神奈川県海老名市立図書館が、リニューアルに向けて昨年4月1日から、先のCCC社と図書館流通センター(TRC)との共同事業体が指定管理者として、海老名市立中央図書館と分館である有馬図書館の運営をスタート、再オープンは2015年10月予定。
蔵書数は開架部が約12万冊~25万冊、閉架部が約17万冊~9万冊。
年間利用者が約14万人から約100万人に増加を期待しているとの事。

 前例が小牧市と同規模でな見込みもほぼ同様な事から、若干計画に年数がかかっている事を除けば、現実的な計画だと思えます。
だた、市民との対話はこれからのため、如何に市民の希望を上手にくみ取れるかが成功事例へのカギになるのではないでしょうか。

 名古屋市は規模も大きく、仕組みも複雑なのでまんま参考にはならないでしょうが、今後改築が必要となる区図書館や、民営委託での予算分散化などの大きな参考にはなるでしょうから、注目ですね。

  今日は、マジレスでした。