くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

日本の山林これでいい? 水市場が……。

 

 今世界では中国の一路一帯政策が西洋経済圏を着実に侵食仕出して今すぐが、大きな影響力が未だ見受けられないので、国内でもあまり危機意識はないですよね。

 確かにこの政策による日本の影響は今は微々たるもので、危機来意識が低いのは当然なのかもしれませんが、一方で日本にとって洒落にならない、外資侵食はすでに始まっていて、今回はその話題をシェアします。

 

外資「国土侵食」の現場確認 産経新聞連載「北の大地」特別ツアー開催 自民党議員も同行 - 産経ニュース

www.sankei.com

 

 それは、記事の通り「水資源」です。

 日本は世界中でも最も水資源に恵まれた国として有名でしたが、そもそも水とは人が生きるためには空気同様根本的に不可欠な資源です。

 世界の認識では、水を制する者は世界を制する、と言われるほど致命的な影響力を持っていて、世界でも限られた企業だけが、ほぼ独占状態で世界の水の利権を握っています。

 

 そんな中で、最近(特に戦後以来)日本の水もそのターゲットにされていたと言われていて、第二次世界大戦でも、敗戦国となった当時の日本は、戦勝国の領土争奪にあった際、水資源の分野でも、利権争奪があったと言われています。

 今でも表面上は水資源は日本の手中に守られているように見えますが、実はかなり前から静かにその争奪戦争は始まっていると言われます。

 

 これに危機感を抱く自治体や政府役人はちゃんといて、国内山林所有者とも協議の上で、何とか争奪から保護されてきましたが、ここ近年の地方財政や人口減少によって、その管理力は衰える一方です。

 

 私たち日本人にとって、水は当たり前にあるもので、タダできれいな水が無尽蔵に手に入る環境で、何不自由無かったために、他国の水に対する羨望の目を、ないがしろにしてきたのは否定できません。

 しかし、ゆっくりではありますが、彼らは着実においしい水をの利権を得ようと、あの手この手を繰り出していたのでした。

 

 さて、話は一帯一路の話に戻りますが、ニュースや特番では、中国によって他国が経済侵略を受けていると声高に報道していますが、これは決して他人事でなく、日本国内でも景気低迷地方の山林で、世界で起こっているのと同じ現象が、起こっているという点を、なぜもっとニュースしないのか、不思議でなりませんでした。

 

 地方創生の問題は、暗に復興や過疎対策にクローズアップする一方で、すでに日本は世界戦略によって、日本が誇る最後の宝物さえ、手放さざるを得ない危機に差し掛かっています。

 最近つとに水を買う習慣が当たり前になってきていますが、これも深読みすれば、日本の水資源利権性を高める一つのステップだと取れなくもないわけで、国内の水管理が民営化されて来れば、その企業を買収しやすくなるわけです。

 

 また、個人が所有する山林が海外企業に遠回しに買い取られているのを、問題視する今回の記事は、当たり前を本当に当たり前場なのか? 深く考え直させるきっかけになるものです。

 たとい日本の水が海外企業の手に渡っても、私たちはお金さえ出せば水に困ることはありませんが、これまで日本の専売だった漁獲量も近年隣国に掠め取られる有様ですので、水まで奪われたら……と考えるとゾッとしませんか。

 

 こうした現象は、日本がグローバル社会の動きに組み込まれている証ではあるのですが、それは鎖国的政策で今まで何とかしのいできたこの国にとって、当たり前のように世界と渡り合えるスキルが不可避となった証でもあり、新しい課題を私たちは乗り越えられる国際的な視野に立って生きていかなければならないということでしょう。

 その意味でも、私たちはもっと海外の話題に敏感に立ち回れる柔軟性を持たなければなりません。

 

 

近未来はスタートレック? マッドマックス? AIの話

 

 すみません、タイトルから一見映画ネタと誤解されていたら違いますので、、あらかじめ申し上げておきますが、AIの話題です。

このブログでも定番となったこのテーマですが、以前にも書いた通りAIの心配事と言えば、彼らが賢くなると人間の領分を侵して行くのではないかという点でしたが、この結論は今の所イエスともノーとも言えない話でしょう。

 

実現は5年後? イーロン・マスクの新事業「Neuralink」は、脳とコンピューターの接続を目指す|WIRED.jp

wired.jp

 

 上の記事のようにアメリカでは、積極的に理容する企業も現実出ています、お国柄でしょうかかなりポジティブシンキングなノリですね。

 または、テレビ東京の「やりすぎ都市伝説」でも放映してましたが、人間を電車チップでコントロールするような話も実現しようとしてるらしいですよね、これは実際に限定的ですが、ある企業が社員の選択肢としてチップを埋め込むというニュースをが報道されたりもしています。

 

  好き嫌いに関わらず、AIと人間は共存して行くことになるんでしょうね、あとはいかに「うまく」共存していくか? これはどちらが上で下でという話でなく、あくまでWinーWinの関係に他ならないでしょう。

 気になる点は、AIがすでに進化の過程で独自の言語を持ち出していることから、人間が彼らに対し必要以上に不信感を抱いて、一方的に敵視して行く流れになると、本末転倒になってしまうことです。

 

AIの進化を前に、日本企業は「働き方」を問うているだけでは未来はつくれない|WIRED.jp

wired.jp

 

  シンクタンクは、様々な可能性について論じていて、AIが私たちの社会にどの程度影響を与えるかの判断材料を、提供し始めていますが、それに当たって私たちはなんとなく平和だとかなんとなくヤバイとか、想像を膨らませているわけです。

 そうして、その結果の近未来について、スタートレックのようなスタイリッシュでエキサイティングな未来に繋がるのか?、はたまたマッドマックスのような荒んだ違和感のある未来になるのか?、推し量って「未来の落とし所」を求めています。

 

 AIは今の所、膨大なデータを食ってなんらかの答えは出してはいますが、良いか悪いかの判断は全て人間が下していますので、公平なポジションにいると言っていいでしょうが、そもそも人間の判断が悪ければAIの分析もそっちに偏って行くのでしょうね。

 つまり、その分析する情報が悪しき方向へ偏って行くことで、彼らの分析できる領域が侵されていかない限り、危機感を持つことはないでしょうが、AIが分析している大量の情報は、人間の行動した結果や影響を与えたことが全てであって、それ以外の情報を今の所は彼らは入手できないのです。

 

  彼らの独自化と進化の速さは、すでに一部では神の領域に達したと表現されますが、少なくとも今彼らが示すのは意志ではなく方向であり、その方向に意志を見出すか否かは人間の役割だと思っています。

 人間が、彼らの出した情報を単にありがたがってひれ伏した時点で、人間の役割は終わるでしょう。

 

 AIを通して現れる、膨大な情報が紡ぎ出す未曾有の現実は、人がかつて神の領域とあがめた事実をこれからもたくさん提供してくれるでしょうが、情報はあくまで情報に過ぎません、私たちは事実という情報を真摯に受け止め、役立てる姿勢が大事です。

どう役立てるかは、結局人間が判断するのであって、今後もしAIが人に不利益な未来を示すなどと言う意志を示したニュースが流れたら、それはAIを疑う前にどこかで誰かの都合のいい未来にすり替えられたと思った方が、賢明と言えないでしょうか。

 

「AIが示すのは、嘘でも本当でもなく、事実だけ」

 「利用する側しだいで、事実は白にも黒にもなる」

 

 信じるか、信じないかは、あなた次第ですが……。

 

ポールダンスの注目度が示す、女性志向の向上度

色々と納得いかない面がおありかと思いますが、今回特に女性や未成年の有権者の方々は特に、ぜひ今度の衆院選は投票所に足を運んで欲しいものです。

そういう意味で今回は、投票前の心構えを希望観測的に記事りたいです。 

 

 

さて、小池新党の叩かれ方は熱を帯びる一方で、確信はんの阿部与党の通り一遍等さも板に付き、投開票の前に出すべき話題ではないかもしれませんが、後者はともかく前者は賛否両論意見が別れ、ある意味一石を投じていると感じています。

その前者について実は女性の立場向上と言うか、標準化への試練という側面も持っているとおもっていて、後者の安倍政権も女性の地位向上を緩やかな実現を政策に訴えていますが、今回は前者のインパクトの方が大きいように思うのです。

 

本来、目指すポジションは女性の立場確保ではなくて、女性の能力云々以前に当たり前に政治経済分野に参画する、責任と自由の確保が国民の中に認知されなければ、全く意味がありません。

つまり、今までのように「ついで」の立場でなく、「ふつう」の立場が私たちの中に認知されるかが重要だと言うことです。

 

よって、今回の衆院選で小池さんの個人攻撃は、一種男性主導政策の限界を試されるという背景を持っていて、成果によっては女性の活躍の場を限定される、大事な局面または最大のチャンスと見ています。

 この点を男性・とくに女性の有権者の方々はおさえた上で、目先の問題を考えたいところです。

 

下記紹介記事は、タイトルが相変わらず男性目線ではありますが、下心目線で見られ易いジャンルに新しい女性目線の熱さを感じさせられます。

diamond.jp

エロいイメージはもう古い!女子にポールダンスが流行する理由 | ニュース3面鏡 | ダイヤモンド・オンライン

 

こうした男性視点に積極的に活路を見出す姿勢は、一つの男女区別化のフラット化を実現する面白い現象だと思えたので、一例として誤解を恐れず紹介したわけですが、女性らしさを、しなやかさと積極性をポジティブに主張しつつ、人の身体的な美しさを男女目線を超えた位置で表現しようとしている主張を強く感じます。

これと同じような例では、ロッククライミングで活躍する女性のCMなどでの活用は、当に上のケースと同じ意味で積極性を感じます。

 

いずれにしても、社会面での男女の差は男性目線でも女性目線から見ても、否応無くフラット化(均一化)していて、女性だからナニナニとか男性はもっとナニナニすべきとかの線を超えている、現実を前提に政治経済は動いています。

まだ人種差別問題がフラット化されていない課題はあるにしろ、性差で政治経済でのポジション決めをしていては、あらゆる面でこれ以上の向上は望めなくなっているのではないでしょうか。

 

そう言う意味では、情緒面での男女の色を出すやり方はすべきではなく、理性面での協調・共感や、それぞれのメリット・デメリットを補完し合う姿勢づくりについて、人によっては矯正が不可欠でしょう。

未だ男性では「攻撃性」女性では「保守性」が事件に繋がる現実はありますが、問題解決の要求に「男・女」の冠詞をつける前に、男女差より人の基本能力としての責任と自覚をともなった、思慮と行動でお互い切磋琢磨することは、日本の近い将来さえも大きく変える原動力になると思うのですが、いかがでしょうか。

 

 

実際の識字率向上が解決する多くの問題

外国人の入居率の最も多いという愛知県三河地方、知立西尾安城岡崎など、空き部屋世帯家族の減少で、そこに穴埋めすっるように入居数を増やす外国人。

 

かつて日本人がブラジルへ新天地を求め移住していったように、今最も成功のチャンスを求めて、日本への移住はアツい。

 

ここで、地域で最も彼らの頭を痛めるのが、言葉の壁

これを解決するのには識字率をいかに高めるか。

 

しかし、一朝一夕で成せるものでない、

日本の文字は、漢字、ひらがな、カタカナ、ローマ字、言葉でも日本語や方言、和製英語とハードルは決して低くない。

 

ただ、かつて江戸時代に日本人がそうであったように識字率の高さは、全ての文字を覚える必要はないと知れば、ハードルは一気に低くなる。

 

そう、江戸時代の日本は、当時のそれと比較して世界でも、9割と高レベルだったのをご存知だろうか。

では、今の人たちより士農工商で差別のあった日本人がなぜ、識字率が高かったのか?

 

その回答は、彼らは漢字は書けないが、カナ文字はかけた、または読めたと言うこと。

漢字は特権階級専用の言語と見て良いほど触れる機会が、今ほど無かったのが幸いしたかもしれない。

 

言いたいのは、在日の外国人も実用的には、カナ文字さえマスターしておけば、生活には困らない。

それ以上のスキルを必要とするもこだけが、漢字など高度なものにチャレンジすればいいという事。

それよりも、やる気や日本人には無い得意点をアピールする方が、職種にこだわらなければ、満足する収入程度は得る機会は作れる。

 

ここでも言えるのは、すべてを学ばなければならないという、効率の悪い思い込みはt貴重な機会損失となっていることに早く気づいて、実利に割く時間を増やすのが、最優先で実行すべき大事な事と考えられないだろうか。

 

一方で、日本人には逆のデメリットにもなりかねないかのようにも思えるが、住民にとっても余計なトラブルを減らし、企業にもより優秀な海外人材へのアドバンテージになりうる、一項の余地がある課題である点を見逃してはならない。

ここでも機会損失リスクが潜んでいるだけに、避けられない移民の受け入れをできるだけ条件が良くなるように、今からじっくり導入方法を吟味するのが最善の課題解決の近道と考えます。

 

トヨタの向かうべきベクトル、という妄想

 自動車産業を支え牽引してきたトヨタ自動車ですが、相変わらずの世界企業の顔を覗かせつつもその将来性は一頃のように安泰では無いほど、世界の変化は混沌としているように見えます。

 その危機感を一番感じているのは、党首である豊田章一郎氏である様に、彼は大企業の社長らしからぬなりふり構わないあらゆる手を尽くして、グローバルに世界の自動車産業の将来を模索しています。

 

レクサス「LS」の最新進化は一体何がスゴいか | 自動車 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

toyokeizai.net

 

トヨタの高級車ブランド「レクサス」のフラッグシップ車(最高級車)がモデルチェンジしましたが、このタイミングでの発表は偶然かもしれませんが、米テスラ車のモデルXの発表を意識してのタイミングなのかもしれません。

 従来トヨタの高級車戦略は、欧州の老舗高級車メーカーに振られていたはずですが、ここ数年で台頭してきた、米テスラモーターズ社のブランド力を無視できなくなって、方向転換を余儀なくされているようです。

 

 その同社のお膝元アメリカでは、既に不動の地位を得ている自動車は、電気自動車の認知度を大幅に上げて、さらには自動運転実用化に最も貪欲だと言われていて、その勢いは高級車の主戦場である欧州へも波及しています。

 その中で、ようやく認知度を認められてきた欧州市場でのトヨタの経済的影響度は、下記の記事でもわかる通り、大きくなってはいます。

 

英政府、トヨタにEU離脱後の不安取り除く書簡=関係筋 | ロイター

jp.reuters.com

 

  ただ、自動車産業のIT化の波は、従来のトヨタのグローバル戦略を凌駕し、テスラ社の様な新興メーカーの台頭を許しており、この傾向は欧米に留まらず中国の巨大市場をも刺激し、中国内での自動車産業を支えるまでに変化しています。

 恐らく今後の業界の流れは、IT産業軸での展開が首軸でトヨタのようなレシプロ車試市場をかかえるメーカーは、逆に足かせになりかねません。

 

 理由は簡単で、抱える裾野産業を支えていかなければならないのと、その多くの技術は新市場において役に立たないためで、特許から見てもIT市場が求める技術は既存技術はとは似て非なるものであり、その転換に後れをとった企業においては致命的だからです。

 よもや、IT業界の技術進化は凄まじく旧来の自動車技術進化のそれではカバーできなくなっており、おそらく全トップメーカーの技術進化や資産を総結集して勝てるかどうかの瀬戸際まで来ていると、筆者は見ています。

 

 その上で、トヨタ単体で生き残りの可能性を探るとすれば、トヨタが従来から得意としていた高級感路線と、次世代自動車の動力源確保に集約されると考えられます。

 トヨタは、昔から普通よりも高級に見せる技術には、国内他社より秀でていましたが、自動車業界では大衆車のジャンルを捨てて、利幅の大きい高級車路線での生き残りにかけるのがけんめいです。

 

 それによって失う市場と産業界の資産は、自動車製品以外の技術転用で活かすことが可能ですし、その転用には関連企業の順応に多くの時間がかかるために、今からその準備を必要とするでしょう。

 その転用のながれのなかで、もっとも実用性の高いのは燃料電池を生かした製品の裾野を、いかに効率よく展開するかにかかっています。

 

 その転用速度をあげるのに、中国の市場と新興企業の勢いを利用しない手はありませんし、事実中国は主力産業としての電池技術の向上に積極的ですから、今の内なら中国政府・企業との対等な連携が可能と考えられます。

 しかし、既に成熟化する中国産業界の勢いを見るに、そのチャンスは数年の内でしかないと考えられますので、これらを実行するスピード感はチャンスでもあり、大企業のもっとも大きな試練になるでしょう。

 

中国「蓄電池特急」は日本よりも高性能なのか | 海外 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準 

toyokeizai.net

 

  今回は、著名な起業家さんや評論家さんの足元にも及ばない、愛知県在住というだけのど素人が、地元産業をささえるトヨタ自動車の将来性を大胆かつ無謀にも予測してみた次第です。

 今回のような絵空事は、それほど自動車産業がダイナミックに変化をし続けているという事実と、周りが認知している現状のギャップに対するアンチテーゼとして、敢えて書いてみただけなので、真に受けたようなクレームはご容赦ください。(汗)

 

 ただ、日本国内の産業の立ち位置が、あまりにも世界の市場のそれから逸脱しないための、一種の警鐘としての意味はあると思いますので、あながち妄想とも言えないとは考えています。

 それと、筆者としては決して国内産業を批判する立場では無いことを、最後に申し上げておきます。

 

TATTOO(タトゥー)は覚悟の文化

 ネットの普及によって私たちの生活は、居ながらにしてより広範囲でグローバルに、便利な時代になりましたが、例えば日本と世界の文化の違いが鮮明になったことで、良くも悪くも好奇心を掻き立てられて、夜も寝られない人も多いのではと思います。

 さて、日本国内での文化に注目する今回のテーマは「TATTOO(タトゥー)の文化」についてです。 

 

バレエ界の"美しき野獣" 、セルゲイ・ポルーニンの人生 2000万回再生の動画は「ラストダンスのつもりで踊っていた」

www.huffingtonpost.jp

 

 日本では、任侠の世界で知られている刺青(イレズミ)文化ですが、最近の若者には、ファッションのジャンルで認知されているようで、筆者世代の罪悪感を背負った認識とはかなりの隔たりがあるようです。

 家族でのその認知の隔たりは、今最も大きなものになるだろうと思われますが、その最大の問題は一旦タトゥーを入れてしまうと「永久に残る」ことへの認知のギャップで、親世代は罪悪感から「後々人生に傷がつく」として子どもへ入れることを禁止しますし、子世代は世界での認知に近い世界観に傾倒して、ある種の「覚悟を刻む表現」として敢えて入れる習慣が増えているようです。

 

 子世代のTATOOへの新しい認知は、上にあげたような文化への憧れとしか捉えられなければ、おそらく親子間の認知の隔たりは永久に縮まらないものですが、そもそも日本の刺青文化も、世界でのそれと何ら変わらないものの筈でした。

 そもそも日本の刺青の歴史を辿れば古代まで遡れるでしょうが、南方から移住した民族の文化の吸収などがあげられ、その芸術性は江戸時代に花開き、「遠山の金さん」でもわかるように、ビジュアルの素晴らしさと日本の「儚さを象徴化」する精神の具現化と説明できるでしょう。

 

 また近代では、明治維新から第二次大戦後までの激動の日本社会の変化を、刺青文化は日本人の精神を支えてきたとも言えますが、今になっては任侠文化がヤクザと結び付き→極道→暴力団→日本の闇集団のような、ある種の印象操作によって刺青の文化は、極めて特定のイメージが定着してしまった経緯を見逃してはなりません。

 筆者が言いたいのは、刺青を入れるのを勧めたいわけではなく、日本でも関わってきた刺青に対する精神性と文化が、今不当に評価されている現状を再認識して欲しい、と願っているだけです。

 

 世界において刺青(TATOO)が意味する本意は、若者が理解する通り自分の人生に対する責任と覚悟に他なりませんが、残念ながら筆者世代は罪悪感しか感じないのは、明らかにTATOOが意図する本意とは大きなズレが起きていることに、ショックを受けるのです。

 それを別の面から見ても明らかで、元来日本人が持っていた「覚悟の文化」は、近代西洋文化を取り入れる名目と入れ替えに、なぜかすり替えられてきたようです。

 

 任侠界が暴力団として置き換えられてきた近代の政府が取ってきた政策は、ある意味私たちに平和と安全を与えてくれたメリットは大きでしょう、ところがその一方では日本がかつて近隣との交易で学んできた、多様性や柔軟性を限定してしまったようです。

 さらに残念なのは、日本の地理だからこそ成し得た豊かな文化が活かされる筈の可能性を、ある種の方向に歪めてしまったために、日本人の独特な精神が変わってしまったのかもしれないと、実感することです。

 

 最後に、目に見えない精神や文化の個性を残すには、史跡などでも残されるものではありますが、その一つの表現方法としての刺青は、特に日本人にとって最も核にある心の拠り所を表すものとして、決して罪悪の象徴として残されるべきものでは無いと、考え直して欲しいですね。

 

愛知でも、やればいいのに……。

なんて、思わず独り言が漏れますね。

 

9月末、自動車のEV化が加速する動きの中で、ついにというか、とうとう中国が国をあげてのEVシフト義務化に動き出しましたね。

毎度のことながら中国は国策で動くので、一旦動き出すとダイナミックに一気に市場を席圏する勢いで進みますが、今のところ国内に波及するだけなので、仕様や規格がネックで世界への広がりはイマイチなのが救いでしょうか。

mainichi.jp

中国:EVなど生産義務付け公表 自動車メーカーに新規制 - 毎日新聞

 

 自動車は日本をシアワセにするか?

さて、日本の話題が本題になりますが、国内で自動車ユーザーの高齢化は進んでいて、世界でも医療や福祉課題においてどこより先に現実的な課題となっています。

愛知県は、もっとも個人の自動車保有数が多い県の一つであり、イタイことに交通事故もトップで、トヨタ自動車もあったり自動車とは切ってもきれない県ですし、周辺の県を含む東海4県で見ると、三菱、ホンダやスズキ、ヤマハまで絡んできます。

 

そうした愛知県含む東海4県は、産業面でようやくトヨタ自動車マツダに愛知のアイシンを加えたEVシフトにようやく開発に動き出すと発表もありましたので、今後筆者の主張の通り、散財する国内メーカーの協業がかなうことにはなりました。

今後もスズキやスバルもトヨタつながりで参加する期待も含め、中国には遅れを取らないようシフトし、アジアの自動車トレンドを引っ張ってほしいものです。

 

そこで自動車文化イベントへの期待

response.jp

 西武園ゆうえんちにオールドカー200台が集結…昭和のクルマを守る集い | レスポンス(Response.jp)

 

そのトレンドを活かして世代交代迎え、自動車離れが目立っていると心配されてながらも、そのシフトに合わせ自動車関連のイベントを、積極的に愛知が誘導すべきと感じています。

愛知は、歴史をテーマに武将隊などで、時代の波を起こした実績を持っていますが、このトレンドに乗っかって、歴史に続き二本目の観光への成長の矢を、育てる動きを加速させたいところです。

 

今県内は、名古屋市の施策を中心にコスプレや祭りイベントが好調だけに、企業による観光誘致が暗雲立ち込める中で、自治体との知恵出しが成功のカギを握るのでは?

 と期待しています。

大型のテーマパークは、地域の客寄せに大いに魅力的ですが、先行企業に合わせて同じ轍を踏む必要は無く、この地域らしく独自の観光戦略で、成長を目指してもいいはずです。

 

既に名古屋市では、文化を育てる得意技を活かして、どまつりやコスプレサミットを成長株に育てた実績があるだけに、得意とする(自動車)産業を文化としてイベント化することは、むしろ天命とも言えるでしょう。

 自動車産業に関連したり携わる人が、全国でも突出しているだけに、クルマへの想いは平均以上に高いとも思えますし、こうしたクルマ好き男性に加えて女性子どもに喜んでもらえる全国レベルのイベントは、愛知県に関わらず東海地方でこそ、成長してほしいと思っています。

 

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 西武園ゆうえんちにオールドカー200台が集結…昭和のクルマを守る集い | レスポンス(Response.jp)