くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

レゴランドと、マインクラフトとの合体はマスト

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 ちょっと前ですが、大好きだった絵本作家、ディック・ブルーナ氏が亡くなられました、子どもたちの心の世界を、うさこちゃんを通して代弁できる、ステキなアーティストさんで、その才能を失ったのは残念ですが、

ご冥福を祈ります。

 

「ミッフィー」作者、ディック・ブルーナさん死去 世界で愛された『ちいさなうさこちゃん』

www.huffingtonpost.jp

 

 

 さて、今回は子どもの玩具としては、多くの人たちが触れて楽しんだ記憶のあるであろう「レゴブロック」をつくるレゴ社が、いよいよ名古屋に日本初のレゴランドをグランドオープンしたのを記念に、レゴ玩具のこれからを占ってみたいと思います。

 今までのレゴのおもちゃは、子どもの想像力を手を使って四角いブロックをくみ上げて、頭の中にある無限の創造力を養う「頭脳教育」の代表でしたし、手で作るところから、手を起用にさせて頭を刺激し、クラフトマンを育成する教材でもありました。

 

 インターネットやPC、スマホなどの情報インフラが身近になった中で、アナログだった教育玩具も、どんどん変化していますが、長く国内教育はデジタル化を良しとしてこなかったわけですが、いよいよ子どもたちの生活環境にもデジタル情報端末が普及してきて、無視できない時代にあって、いよいよタブレット用の教材も、良質のものが出始めているそうです。

 こういった背景の中での玩具も、ゲームが子どもたちの心を掴んで離さない中で、教区面では、出遅れた感が否めません。

 

「レゴランド」でものづくり プログラミングも学習 - 共同通信 47NEWS

this.kiji.is

 

 このレゴブロックの教育理念に近いデジタル教材としては、マインクラフトが知られていますが、非常にレゴブロックと世界観が似ていて、ゲーム感覚で創造性とインテリジェンスを養えるツールとして、子どもたちに人気があるそうですね。

 かねてから、レゴとマインクラフトが合体したら、どうなるか興味がありましたが、やっぱりあるんですね、今はただレゴブロック組み立てを仮想上で再現するだけですが、昔あった「電子ブロック」みたいな発想の、プログラミング玩具ができると、面白そうです。

 

【Minecraft】30万個のレゴブロックを使ってマイクラの世界を再現してみた(大嘘) - レゴリソースパックの紹介 | ナポアンのマイクラ

napoan.com

 

 また、レゴにはすでに「マインドストーム」なる製品があって、バッティングしそうですけど、いずれにしても方向性は見事なコラボと言うか、フュージョンを果たしてくれそうで、こういった手法は将来性に期待できるという点でも楽しみです。

 ■プログラミング学習が売りになるかも

 レゴは「マインドストーム」という商品シリーズを展開している。レゴパーツとともにモーターやセンサー、さらにプログラミングのできる基盤ブロックを組み合わせてつくるロボットだ。

 今はモバイルアプリを使って、スマホタブレットからも操縦ができる。その操作やプログラミングを習える場はレゴ社の公式教室「レゴスクール」などがあるが、レゴランド内の施設が「ロボティック・プレイセンター」というアトラクションにできるのだという。

 この施設、実は今回の内覧会でまだ内部が公開されなかった。極秘…というわけではなさそうだが、ある意味で「カギ」になるとも感じた。名古屋で力の入れられているロボット研究、ロボット工学との連携という面もあるし、対象年齢が公表されているターゲット層の「2~12歳」よりもさらに上、「少なくとも中学生ぐらいまで」(運営関係者)は広がるというからだ。海外ではその改造やプログラミングの腕を競って、大人にも熱が広がっているらしい。

 となると、筆者の11歳の息子も、もう少し反応するのではないか。しかし、このマインドストーム、価格を見ると5万円、6万円! ちょっとハードルが高い用にも感じられた。

 はたして、レゴランドは失敗の歴史だった名古屋港の再開発の歴史を変えることになるのだろうか。

 

 親御さんも、レゴランドの来訪に期待を大きくしている人は多いと思いますが、このアトラクションを、東のディズニーランドや西のユニバーサルスタジオと同率に考えると、どうしても商業的な発想になって「やっぱり物足りない」で終わってしまいそうですよね。

レゴランドの「物足りなさ」は計算づくだった (東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース

headlines.yahoo.co.jp

 

 言いたかったのは、レゴランドは単なる非現実を体感するだけの、異世界ではなくて、子どもが非現実の中で多くの学びと体験を創り出す、きっかけの場所として在るべき、むしろ創造を現実化できる非現実世界、なのではないかと思えます。

 レゴランドには、あえてリアルな異世界を見せるのではなく、明らかにリアルなブロックで創造してあるところに、空想の世界を子どもでも自分自身でつくることができる、というリアリティを実感させてくれる世界だからこそ、存在価値があるのではないでしょうか。

 

 かつて、つたないながらも筆者もご幼少のころ、レゴブロックで創造性をやしなっていた時代があったのですが、きっと今人の親の激務にいそしむ親御さんのながで、レゴランドに未来を見ている人たちは、少なくないと思います。

 ブロックで創造すれば届く、半現実的な空想の世界を築ける、その期待とワクワク感が、子どもたちの可能性と未来へのモチベーションを、程よく刺激する世界であって、入園するのには、たくさんの想像力を働かせる力が問われるのかもしれません。

 

 そんな能力開発型レジャーランドに、ディズニーランドに引けを取らない入園料を払うのか、という自問自答もありながら、マインクラフトよろしく考えて楽しむ創造性を体験できれば、大成功でしょう。

 

 それが、レゴランドにいって、見つけられる最大の「トレジャーハンティング」になっているのではないでしょうか。

 

レゴランド:周辺3カ所からバスで…国交省認可 - 毎日新聞

mainichi.jp

名古屋・あおなみ線:走る走る「レゴランド・トレイン」 - 毎日新聞

mainichi.jp

マインクラフト世界で遊べる非公式ポケモン「Cobalt and Amethyst」が無料配布。トレーナーバトルも再現 - Engadget 日本版

japanese.engadget.com

 

東京というダントツ優位な市場から学ぶ②

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わざわざ知らない町に行かなくてもいい。愛知県津島市をgreenz peopleのみんなで、歩いて感じて、見えてきたこと。 | greenz.jp | ほしい未来は、つくろう。

greenz.jp

 

 東京は言うまでもなく私たちの住まう国の首都であり、政治経済の唯一無二の実験的なマーケットでもあります。

 それゆえ他の都市とは決定的に違った「マーケット」の精査に不可欠なさまざまなビジネスモデルの実験場という性格を持った都市ですが、いままで東京で店を出して成功した店から、そのステイタス性も武器にして、各地方への事業展開するのが常道だったわけです。

 

 その性格からみて、日本で圧倒的な集客力と多種多様な嗜好の人々がひしめくだけに、どういった種類のビジネスモデルでも、ある一定のまとまったニーズを得られるメリットは、ビジネスを仕掛ける人にとっては見逃せないものです。

  こうした特殊性が標準化したことで、過去に政治や行政、経済や企業の分散化がされにくく、ひいては地方の弱体化と人口の過疎化を生んだことで、いまさら地方創生などと言う無駄なことをしなければならなくなりました。

 

 そもそも日本の国土面積は小さく同時に市場としても狭いモノだけに、東京にあらゆるものを集中させたのは、ある程度仕方のない選択だったかもしれないというあきらめはあります。

 しかし、一極集中といっても過言でない、市場性の極端な偏りは、いざ日本が国外の市場と闘っていくうえで、不利益が生じるという問題も生じたと考えています。

 

 これ以上の一局集中化は、いい加減ブレーキをかけないと今に止められなくなってしまうでしょうから、この危機感を地方の有志はすでに感じ取って、その回避に動いてはいるようですが、結局中央政府はそれを知ってか知らずか、未だに大手企業た有力者の目を気にして、旧大全の中央集権化にいそしんでいる有様です。

 

 では、それを食い止めるにはどうすればいいのかと言うと、弱体化をかろうじてま逃れている中堅都市が強いところを生かし、弱いところを補いつつある程度連携しながら、まずは東京以外の地域への市場の注目度を高める動きが必要です。

 世界の市場は、目の厳しい日本市場をうまく利用しようと目を光らせていますから、彼らに、東京都は異なる市場のメリットをアピールできれば、チャンスは来ると確信しています。

 

 ここで各都市が自己主張が強いと決して成功しませんし、あくまで目を向けさせるという一見あいまいですが最大の目的意識を、いかに共存してそれぞれが働くかに依ります。

 そのためには、より自分の都市、地域の性格と問題を細分化し意識付けできているかが重要で、今までのように日和見主義、風見鶏のような無責任な動きはむしろ障害にかなりません。

 

 この動きを成功に導くには、ある意味中央集権化した政治家の声は、障害にしかならないかもしれなく、ある程度地方の有力企業が中心になって、限りある地方予算を効率よく使っていける仕組みを造る必要があるでしょう。

 そのきっかけとして、人口の減少化はある意味意見の集約化の面では、チャンスになるかもしれませんが、そのためにも国の代表をきめる選挙などでは、有権者がより地方の自治力を高める政治選択を堅持する必要があるでしょう。

 

 海外移住のしやすさで、貯蓄や年金の安定した高齢者世代の移住が増えているとの話もあるように、それらをいかに地方移住者として取り込めるかも、一つの課題と言えるでしょうし、そのためには地方はもっとネットインフラの重要性と、海外の市場をITで透明化できる仕組みの研究・実用化を真剣に模索しなければなりません。

 日本の市場規模は、マーケットの実験場としては適当で見通しの良い市場だと思っていますので、中央に偏った都市部の市場とは異なった、地方の市場のモデル化に着手することこそ、地方の目指すべき選択肢だと筆者は考えています。

 

 能ある中央・地方政治家、資本家・起業家はすでにその準備を進めているはずですので、その流れを読んでいく私たちの判断力も試されているのでしょう。

 

 

春になったら、連休はキャンピングカーDe GO!!!

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  名古屋ウィメンズマラソンも無事終了、レゴランドが正式オープン……と言うほどに春の予感たっぷり外に出たくなってくる季節、この前市内の早咲き桜(東区)はほぼ満開、通りを華やかに彩っていましたが、ソメイヨシノも本格的に咲き出す4月、も間近ですね。

 花粉症の季節でもあるので、気の重い方々もいて大変な時期でもありますが、気分的にも乗り切れるように、楽しいことを思い描いて過ごしたい時期でもあります。

 

 さて、春も近づくこの季節からは4月・5月の大型連休に向けて、様々な計画を進めている方も多く、これから膨らむ期待の大きい国内観光地の盛り上がりは、国内に住む私達の生活も豊かにしてくれそうです。

 そのバックボーンの話題にも触れると、今回早くも注目しておきたい話題で、かつて贅沢であったキャンピングカーが、一般的になりつつある空気のなかで、企業側の広がりによって、さらに身近になっています。

 

伸びつつある「キャンピングカー」市場。その理由は? | ハーバービジネスオンライン

hbol.jp

 

 車を移動手段に使わない人にはそぐわないかも知れませんが、多くの人が自家用車を持つ中で、2台目のマイカー持ちを検討される人だけでなくファーストカー買い替えにさえも、災害対策を取れるキャパシティを持つキャンピングカーの関心が高まっていて、選択肢に入れる人も増えていると言います。

 

 当ブログにとっても地域観光を賑わすこの話題に、乗っからないのはもはや罪ですので、触れますね(個人の嗜好だけかも、笑)

 マイカー全盛世代の筆者にとっても、実は他人事では無くて、ブログにこそ書かなかったですが、ウズウズしています。

 

 最近の、トヨタさん行き過ぎなところもありますが、国を背負う世界屈指の企業だけに、業界を引っ張ってほしいですが、そのおかげで、開発費のウエイトがかさみ、業績に響いているようで 、国内の自動車企業を取り込んで、分散化を試みようとしています、この点話、本来狭すぎる国内市場に対して、企業数の飽和の問題を解決する正常進化であるのでしょう。

  日本国内では、プリウスやビッツなどのエコカーより、車離れにより個性的な車やより趣味的な嗜好へとシフトしているらしく、メーカー側もそれにあわせた車種の統合化、RVかが成功の鍵を握っています。

トヨタの欧州専用車「アイゴ」がまるで歌舞伎役者! | LE VOLANT BOOST

levolant-boost.com

 

 また、自動車の性質変化は世界的な動きにも特徴があって、よりダイナミックな車そのものの定義の変革が起こっているようです。

 そのながれに、いやおうなしに日本のメーカーも追従する必要が出てくるのです。

 

最近のクルマって、スマホより進化が速いよね。20年後に実現していそうな自動車技術4選 - Engadget 日本版

japanese.engadget.com

 

 いまや、日本国内での自動車販売の主力を担うようになった、日本独自規格の「軽自動車」ですが、春からの税制面でのメリット減少にも負けず、相変わらず売れまくっていて、しかもメーカーがわもスズキとダイハツだけになってしまいましたが、より軽自動車ならではの個性的で、より使い勝手のよい新型車を投入しています。

 この軽自動車が、キャンピングカーをより身近にしてきた立役者であるのはご存知でしょうか? 「軽キャン」と称される軽自動車の低燃費性と低コストのメリットをいかした軽自動車ベースのキャンピングカーの事ですが、最近はベンチャー企業も加わって、車種・バリエーションも増え、「ぜいたく品」をとても身近なものにしてくれました。 

 

http://response.jp/article/2017/02/06/290165.html

【トヨタ スズキ 業務提携】正式発表、環境や安全、情報技術などで連携 | レスポンス(Response.jp)

response.jp

 あと、現役をリタイアされた高齢者の方々が、この軽キャンに注目するようになって、有り余る時間を軽キャンで全国漫遊なんてライフスタイルも、人気が出てTVなどでも盛んに紹介されるなど、軽自動車の注目度はさらに高まったのではないでしょうか。

 事実、今回2月にフルモデルチェンジしたスズキのワゴンRは、燃費と居住性の良いとこ取りのベストセラー車ですが、1人2人なら、フルフラットに出来るワゴンRでも車中泊いけるんじゃないですか?

 

 軽ハコと言われる軽のワンボックス車も、低燃費で社内もとても広く軽トラと併せて軽キャンのベース車になっていますが、先のスズキでもダイハツでもムーブやタントなどの軽とは思えない居住性をもった車種が充実していて、普段の足とレジャー使用を両立できそうな、魅力的な車が多いです。

 ダイハツの「キャンバス」なんか、かわいくていいですよね!

キャンバス スペシャルサイト トップページ | ダイハツ

dport.daihatsu.co.jp

 

 こうして、軽自動車は一時は廃止の方向へも動いた経緯もありましたが、今では無視できない市場であり、携帯電話で言う「ガラケー」のような一定数の無視できないマーケットを確立しています。

 

 このブログでは敢えて深掘りしませんが、これからの季節でライフスタイルをより豊かにする「キャンピングカー」「軽キャン」について、興味のある方はぜひググってみて値踏みしてみてくださると、そのディープな世界にハマる事間違いなしです。

 大きなキャンピングカーも移動住宅のように快適でステイタスもありますが、ここは肩肘張らずに、今お持ちの車でより楽しむ方法を探すのも楽しいでしょうし、ちょっと食指がむいたら、軽キャンとかハイエースベースはテッパンですので、奇をてらわないキャンピングカーなら、普段使用でも派手すぎず使いまわしも良いので、調べて楽しむのもいいかもしれませんね。

 

 

東京というダントツ優位な市場から学ぶ①

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 先ごろWBSで報道されていたのを見ましたが、国内人口減少のなかで東京への人口増加という「一極集中化」の話題を踏まえて、今回は記事りたいと思います。

 関西圏や中京圏に比較して関東圏の増加が6万人増と報道されていたようですが、今関東圏のマーケットは、鉄道網の利用増加も含め国内の人口を前食いで、消費していくのが前提でうごいているように見えます。

 

 政府の成長戦略は、景気向上優先をうたっているのもあるのでしょうが、このまま人口の利食いを続けることは、今後ますます日本全体の経済バランスを崩してでも成長させる、なりふり構わない行動です。

 

 今、政府がすべきことは、成長しやすい市場をいち早く中央の民間にバトンタッチして、地方の経済成長とのバランスを取るよう根回しをすることです。

 減少する人口をもっとも安易な方法で一極集中して、一時的な景気上向きを演出する行程は、すでに完了しており政府は次のステップにすすむべき段階です。

 

 成長にはずみをつけたのを見計らって、政府はその勢いを地方へ分散し、成長のはずみを加速させる動きをサポートしなければなりませんが、どうも政府は今の成長を見届けたまま、満足して終わろうとしているようにしか見えません。

 また、その成長をよしんば世界動向の不穏を利用に、平和維持を口実に防衛面への予算強化を進めようとしてるかのようです。

 

 どうしても政策のベクトルは、景気のいい地域の満足度を起点として動いていきやすいので、このままでは東京=日本という短絡的な価値観が成立しかねませんので、注意が必要です。

 実際に政府がそのような動きをしようとしているかは定められませんが、中央と地方の経済格差をこれ以上拡大させる動きは、コントロールする術を覚える必要があり、いい加減旧態依然の政治・経済の中央集権化のロジックを改めて貰いたいものです。

 

 さて、現実的にその中央集中型の経済構造は、一般の私達から改めて行く時代でもありますので、地方の大型都市を中心に今以上に独自商圏の構築をめざしていかなければなりません。

 本来のゴールとは、単に地方創生というありきたりなイベントで終わらない、中央から地域分を促すインフラの開発と、企業価値の創造が大きな意味を持っているので、今後いかに地域の価値観をそれぞれがしっかり持って、世界へ直接働きかけを積極的にしたいものです。

 

 本社を東京に持つ大型企業でも、国内市場の多くは地方にありますので、地域自治体や企業は、大手のできない独自の発送でうまく大手企業の知恵を、活用する賢さが求められるでしょう。

 大手企業が市場開拓で、世界進出を進めていますが、けっして順調でないのにはいくつかわけがあるように、地方の中小企業であってもそのリスクは同じであり、規模の違いはあれ市場獲得のチャンスは、大手・中小に限らず一律にあるということです。

 

 一見中央の企業のほうが、優位に見える世界市場への取り組みは、すでに幾つかの成功事例を見るまでもなく、新しい可能性として一様に開かれているのは自明の理です。

 そのためには自社の強みを見直して、どれだけブレイクスルーできるかの、自分で作った壁への挑戦に過ぎず、それを破るのは大手より小規模企業のほうが壁は薄いのでしょう。

 

 加えて、大手のダントツさから多くのことを学んで、それを自社に活かせる後発の強みもあるかもしれませんし、大手のできないニッチなサービスを売りにしていくのが、地方ビジネスのトレンドのようです。

 こうした動きの中では、国内市場のアンバランスさを懸念する識者も増えているようですし、地方に眠る大学の持つノウハウを大学側から、収益性を生み出す動きも活発化していて、地方の企業と大学のコラボは、とても活発化している注目株です。

 

 かつてのようにトップダウン式の時間のかかる決断は、一見安全なように見えて実はチャンスを次々と逃してしまう悪法ですから、失うものの大きい大手ならいざ知らず、中小までその判断スピードを模倣するメリットはもはや皆無です。

 今は、ようやく地方創生というお墨付きを得た、地域の活躍が注目されている絶好の時期なだけに、この機を活かして少しでも多くの連携と革新が起こるのを期待しているのです。

 

 

 

 AIで運営するタクシー実用化今年度末からも、ドコモが実証実験中 

タクシーが捕まりやすくなる?「AIタクシー」ドコモが実証実験、30分先の乗車需要を予測 - Engadget 日本版

japanese.engadget.com

 

 

 

 

 

地方創生が美辞麗句になっていないか、中間チェック

 

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 日本でも、新しい産業市場への門を開こうとする動きがさまざまに始まっていて、海外先進国や途上国からの日本品質への期待も高まると思われます。

 その期待に応えるためにも、今まで国内市場でしか出回っていなかった産業技術を、私たちは積極的に海外にアピールしていきたいものです。

 

宇宙開発新市場へ協力を 産業集積・名古屋で米財団セミナー :日本経済新聞

www.nikkei.com

 

 

  最近良かれ悪かれ、つとに地方創生をうたう連携企業支援が増えてきました。

素直に喜ぶべきかどうかは、おそらく今年いっぱい様子見しないと、わからないでしょうが、ある意味新手の企業ベンチャーと見れば、かつてのおんぶに抱っこが当たり前だった企業風土も変わっているとも考えられます。

 

エアリアルで町おこし=キャンプ誘致目指す美深町:時事ドットコム

www.jiji.com

 

【茨城新聞】ナマズの活用策PR 行方市、全国サミット参加

 

 このような地方自治体主導のまちおこしは、大いに結構ですし、もっと活性化して欲しいところですが、一方で地方創生が目的とは異なった使われ方をしていないか、私たちはそろそろ見守っていく必要があがないでしょうか。

 

 そこで、地方創生が、少しずつ具体化して動き出した今、その方向性は、良い方向へ向かっているのか? あくまでも主役であるはずの地方の立場から考えます。

 

第1回地方創生ベンチャーサミットを開催します!:時事ドットコム

www.jiji.com

 

「岩内町地方創生フォーラム」を開催します|経済産業省北海道経済産業局

地域活性化を目指す起業家が集う『地方創生ビジネスハブ』:時事ドットコム

www.jiji.com

 

 個人のベンチャーが台頭しやすい土壌は育ちつつあるようですので、この点は喜ばしいですが、市場が東京のような都市部でないと成り立たない事業では、地方としてはあまり歓迎できません。

  地方銀行がバックボーンであれば、地元との連携をうたっても説得力はありますが、中央銀行のそれが、または東京本社の大手企業がバックボーンだと、単に企業成長の宣伝に始終する可能性がありますので、見極めが必要でしょう。

 

 中央や地方大学からの呼び掛けは、企業ほど資金面での難易度は高くなるにしても、内容によってはお宝が眠っている可能性も大きいので、地方としては連携する価値は大きいのではないでしょうか。

 すでに零細企業でも大学の眠っていた研究成果と連携して、商品化にまたは商品の改良に成功している事例も、何かの記事で見ましたので、もっとも現実的な選択肢になりそうです。

 

 零細企業が、大学にアプローチするのは、敷居が一見高そうですが、積極的に当たってみれば、意外なお宝がゲットできる期待は持てそうです。

  また、地方大学と中小零細企業との連携は、地域の活性化には産業と教育の掘り起こしにとってもっとも理想的な連携だと考えていますので、同じ地元の人の動きを活性化すると言う共通目的からも、今後ももっともっと増えて欲しい連携ですね。

 

#わたしに驚け。ウイメンズマラソンはアフターも楽しめ

 

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  毎年春先に開催される名古屋最大級のスポーツイベント、「名古屋シティマラソン」を食う勢いで注目が集まっている「名古屋ウィメンズマラソン」。

 今年もさまざまなドラマや、たくさんの思い出が生み出されたことでしょうし、名古屋市内の観光ポイントも盛り込まれ、名古屋訪問の最適なきっかけになった方も多いと思います。

 

 定番のプロランナーの激しい世界大会や、オリンピック出場権への獲得競争は、最近日本のマラソン神話が下火になる中でも、目をはなせません。 

安藤友香、初マラソン日本最高 名古屋ウィメンズで2位:朝日新聞デジタル

www.asahi.com

 

 そして、やはり今大会の主役である一般参加者の、さまざまな決意や想いに関するドラマが、なんと言っても見ものです。

それぞれの思い胸に街駆け抜ける ウィメンズマラソン:愛知:中日新聞(CHUNICHI Web)

www.chunichi.co.jp


 障がい者向けのウィメンズイベントもばっちり紹介されていて、その裾野は広がり続けています「名古屋ウィメンズホイールチェアマラソン」がそれです。

中山選手が初優勝 ホイールチェアマラソン:愛知:中日新聞(CHUNICHI Web)

www.chunichi.co.jp

 

 

 大いに盛り上がって幕を閉じたウィメンズマラソンですが、前にも書いたとおり筆者今年はイベントに行くことができませんでしたがなんのなんの、あとでも楽しめる方法があったので、記事リます。

 

それはインスタ(instagram)です。

 

  なーんだと思われた方は、既にインスタを生活の中でさまざまに活用している方かもしれませんが、確かに筆者も知ったときには「インスタはこういう楽しみ方ができるんだ」と、目からうろこの思いでした。

 ご存知のない方もいらっしゃるかもしれませんので、間単に説明しますと要は臨場感ある写真や簡単な動画を、リアルタイムにネットに公開できて、スマホでもPCでも手軽にいつでも「目で見て楽しめる」無料サービスです。

 

  で、昨年と今年のウィメンズマラソンのインスタを見てみたら、伝わる伝わる、まるで当時の華やかな空気や、臨場感や、参加者や応援者の想いなど、ニュースをあとから見るよりも手に取るように伝わってくるのです。

 まずは「ティファニー・アイテム」ゲットは外せないと思いますが、がんばりたい女性たちのさまざまな決意や、ひとつの到達点として目標にされている方は少なくないでしょうし、何より華やかにそして参加する自分への応援感が、見るものを高揚させてくれます。

 

 今年は、同マラソンの達成感アベレージを物語るかのように、掲載数が激増ぢていて、全部見るまで相当時間がかかるほどですが、参加者・応援者がそれぞれの思い出を追加していく、インスタは目で楽しめる分、受けるインパクトが違います。

 イベント終了当日の夜に3090件、この時点で同時刻に確かめた前年度2016のインスタ掲載数1959件を、軽く超えていて翌朝なんと3154件の投稿、14日朝3478件……まだまだ伸び続けています。

 

 スゴイぞインスタ……いや、ウィメンズマラソン。

 

 

 

※下記リンクは、投稿時点で一時的にアクセスできなくなっていました。

 万が一リンクできない場合、下記のタイトルにてググってみてください。

 

ウィメンズマラソン2016 instagram

#名古屋ウィメンズマラソン2016 • Instagram photos and videos

https://www.instagram.com/explore/locations/1030491051/

 

 ウィメンズマラソン2017 instagram

ウィメンズマラソン2017 instagram

https://www.instagram.com/explore/tags/%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%82%BD%E3%83%B32017/

 

肌で感じるマーケットとターゲット

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 前回につづいて、外に飛び出して肌で感じた、日本と違ったマーケットの見聞ネタで記事ります。

 

 しばらく日本を出ていなかった筆者にとって、ネットショッピングの普及での利便性向上は、ありがたい一方で、海外メーカーの直接商品に触れて買えない事へのフラストレーションもあって、そのジレンマへの答えを求めて台湾へとんで真偽を確かめてみました。

 しかし、商業的に見て通販だと手に触ってモノを選ぶことができず、理想のガジェットを求めて台湾へ行ったものの、 現地調達はが自由選択出きると疑いませんでしたが、それは間違いだったようです。

 

 これはケースバイケースで一概に言えないとしても、現地の問屋や商店を回って行っても、売り手側の目論見がここっちの目論見と合致しないと、単なる一方的な押し売りで終わってしまいそうです。ネットの方が選択肢は限定的ですが、選びやすくなるということです。

 特に国も違えば趣向も変わるので、ネット情報だけで商品を値踏みするのと違って、かなりのオススメ商品の偏りがあって、足を棒にしても、その恩恵に見合わなない結果となりました。

 

 実際に見て買えるのはとてもお客様にとって、選択肢を提供していることになる気にささせますが、ある程度頻度の高い情報や、室の高い情報だけを提供した方が、結果手利購買につながりやすい、と言う、おそらくものの本にはとっくに書かれているであろう事実を、今さら体験で知ったということでした。

  また、行けば行ったで目移りしたり、思いの外期待した情報がなかっった結果疲れただけで、買う気を無くすと言う悪循環です。

 

 それよりは、ネットで効率よく自分の欲する情報だけを得ていれば、多少送料や配送期間のリスクはあっても、結果的に買う気が活かせると言うものです。

  販売者は、この事を経験則で知っている人が多いでしょうが、それを生かして購買につなげられる機会を逃していそうですし、せっかく買う気があるお客を購買に繋げられないのは、理路に頼るより方法論に陥らず、お客さんさえ気づかない理由を察してあげているか、がすべてなのかも知れませんね。

 

  よくサクラを使う場合を耳にしますが、それにつららて後悔させるより、売りたい理由をきちんと伝える丁寧さと誠意が伝われば、買っても後悔が少ない気がします。

 

 ここまでは個人的な購買の愚痴でしたが、台湾商空間を見てみると古い建物をうまく活用するのが、台湾の人の方がうまい気がしました。 

 とにかくまずは来てもらう仕組み作りがうまくて、さまざまなアピールを知っている、そしてその気を反らさないというか、その意欲は日本人よりストレートで、客側の要求もダイレクト、値引き合戦が常習化している点でも、それが伝わります。

 

何をするのがお客への裏切りになるのか敏感に自覚し決してしない事が、客と売る側に線頼関係を作っている、一方で日本は製品に裏切りはないけれど、売る側がそれを伝えきれていない。

 中国式は、信用できない製品は作っても、客が欲しがるものしか作らないし、まがい物でもニーズがあれば正当化されてしまうしたたかさには、行くと抗えない説得力を感じてしまう。

 

 海千山千のバランス感覚に長けていて、違うと思えばすぐに切り替えるので、迅速に方向転換がした分結果として利益につながるし、台湾は中国ほどのえげつなさは無くて、その良いとこ取りをしているように見える。

 韓国も同じでそれを東南アジアが謙虚に学んでいる、先進的なものにとても貪欲、その一方で、外食を取ることが多い台湾の人々の市場の食環境は過渡期にあるように思える。

 屋台でリーズナブルな食事を取る一方で、日本式のコンビニや割高なレストランや和食の人気が、増えているように見える。

新しいモノ、旧いモノ……その土地にとっての良いものって、一体何なのか?

考えさせられる経験でした。