くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

国内物流ローカル線を掘り起こせ

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  地域創生の鍵を握るのは、地域の物流、特に人の移動を司る交通インフラの見直しは、今後のキーワードになりますが、一方でネット通販の好調により、商品を運ぶ物流インフラは利便性をあまりに最優先させた結果として悲鳴を上げています。

 今後人口減少が交通インフラの過疎化も進める一因となる中で、本来最も活躍が期待される電車やバス路線の廃路は、高齢化個人化へは解決の糸口をより複雑化させていくために、自治体はそれを見越した公共交通網の再編成を急がなければ、、地域っへの物流網の破綻を引き込むきっかけとなって、ますます商業面の経済活動の妨げになる悪循環が生まれてくるでしょう。

 

  かつて人の足を支えた鉄道網は、利用者の減少で運営の危機に当たるだけでなく、線路網の撤去にも相当の負担がかかるもので、自動車道路を遮断する箇所も多く、よりその整理には市民調査と地域交通の整合性の妥協点を見いだすのには、多くの時間を費やすだけに、自治体は予算のゆとりのある今のうちに、準備を進める必要があります。

 一部には、廃線路となった路線区の観光転用に成功した例も、昨今は散見されている明るい話題もあります。

 

 ただ、地域自治体主導では、どうしても地域とのブランド周知が弱く、伏線展開が難しいと、継続が滞って、一時的な話題で始終してしまうために、可能な限り地元企業からの出資と、総合的な地域ブランド方針に乗っ取った事業化とする、方向性の検討がキモになりますが、この点はまだまだどこも静観の構えを越えるまでに至らないようです。

  

愛知)愛岐トンネル群にレール自転車構想:朝日新聞デジタル

www.asahi.com

 先頃ニュースでもやっていた、ネット通販の利便性向上の裏では、ヤマト運輸の例に漏れず、都市部へのバイクや自動車による商品物流が破綻をきたしていて、通販大手アマゾンのサービス展開は、日本のインフラに対応できないまま、サービス先行する相変わらずの強引なシェア拡大を緩めていなく、狭い日本に、とって、交通網の混乱を来し出していて、その緩和にははや既存の交通ルールでは対応しきれなくなるのは、目に見えています。

 

 アマゾンが始めた「アマゾンダッシュ」が注目されている今、米資本の国内物流のシェアや、雇用での地域への影響はどうなるのか?

 国内大手運送会社、JR各社は、最近高級型の鉄道観光の提案を次々に提供していますけど、それだけでは片手落ちで、JRによる柔軟な物流サービスとの連携を全国でフレキシブルにできる仕組みと併用するなど24時間フル活用するくらいの準備を期待したいです。

 また、各地方の私鉄各社との連携を今以上にスムーズにするためにないでしょうか、国策レベルでl権限や縄張りの緩和をするなど、物流システムの大きな見直しがすぐにも必要ではないでしょうか?

 

headlines.yahoo.co.jp

 

 北海道を始め、ローカル線の廃線がニュースに流れることが多くなった昨今では、鉄道網の二次利用・三次利用は急務と言えるでしょう。

 その理由は、ネットショッピングのサービスに物流網が追いつかなくなっている点ですが、特に3Kが叫ばれ、人材面で海外からの人材確保も追いつかず、すでに人気産業でもなくなっていて、加えて道路老朽化の対応も追いつかずでは、既存の道路網と鉄道網とでは、後者の利用効率をあげる必要があります。

 

 道路網を使ったトラックによる物流網は、自家用車なども含まれ交通渋滞を起こしたり、効率が悪かったり、鉄道物流の方が計画的な運送がしやすいため、車道以外の運送を積極的に進めたいという、国や運送会社思惑もあるはずです。

 しかしながら現実は、かつては道路中心の活用方針が浸透していたり、国鉄解体でJRに分割後は、地域ごとに路線・車両供に運用管理されていて、利益分配が制限・偏るため、どうしても主要空港周辺地域にインバウンド客が集中し、他の地域の移動の妨げが発生していると見るべきでしょう。

headlines.yahoo.co.jp

  また、北海道と本州を鉄道で行き来出来る時代において、北方近隣国ロシアのインバウンドを加速させる方策も地方活性には有効なのですが、そのためには船舶か鉄道網の改善や開発を待たなければなりません。

 比較的陸地の近い北方と九州からの航空機以外のインバウンドは、インフラ投資からも、最も現実的ですが、今のところ、市場調査が進まないのか、勢いは未知数なのは、残念な話です。

 

www.itmedia.co.jp

  こうした、観光面からの国際化への呼び水は、収益性も期待しやすいものですが、まだまだ、旧態依然の国内需要に優先されたもので、調査開発は、多くの可能性と改善の余地を残していて、とても残念な話です。

 今後の私達の意識を変える必要性があるように見えます、それは人の流れが金の動きを助長し、過疎の地域も人の流れを期待出来ると言う、この実感がもう少し浸透すれば、まちおこしのモチベーションアップに大いに貢献すると思うのですが、いかがなものでしょう。

名古屋ウィメンズマラソン2017、来週ですね

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 冬の寒さも綻びを見せながら、春の期待大きくなるこの時期、今年も「名古屋ウィメンズマラソン 2017」開催されました! 残念ながら筆者今年は直接応援できませんでしたが、例年通り名古屋を盛り上げてくれました、大成功です。

 2月末に台北へ行った際に、台北でも国体に当たるスポーツイベントをの開催告知をあちこちで見かけましたが、こうしたスポーツイベントは、市民の地域意識高揚を促して、多くのメリットを生み出しますので、地域主導での積極的な施策は、地域ブランド作りの一つとして、重要なファクターですね。

 

 さて、今年も間もなく開催される名古屋ウイメンズマラソンですが、経済活性化に大きな影響を及ぼしている女性が主役の一大イベントだけに、全国からの注目も大きく、それに増して地域の期待はより絶大ですね。

 今大会が開催された直後、春にはレゴランド名古屋もオープンするし、春先の人の流れに弾みをつけてくれそうです。

 

名古屋ウィメンズマラソン 2017

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 定番の名古屋シティマラソンも大きなイベントですが、やはりウイメンズだけに華があっていいですね、女性の健康志向・ファッション性の上向きもあって、アクティブなイメージにも貢献していますよね。

 なにより、参加して走っている皆さんの笑顔は、それだけで悪いことも吹っ飛びそうなポジティブさを与えてくれて、こっちまで走っているような不思議な共有感が持てます。

 今年は筆者観戦できそうにないですが、このブログなりの観点でしっかり見守っていきたいと思っていますが、参加申込者も年々増加しており、地域の勢の上向きに並行している空気をひしひし感じます。

 

 ところで、みなさんは健康向上のためになにかされていますか? 簡単な毎日の体操でもいいでしょうし、マラソンまで行かなくともジョギングやウオーキング、ジムにかよって心地よい汗を流される方も増えていますね。

 筆者は、いろいろ考えて今はボロいチャリですがサイクリングをしてまして、この春から本格的にロングライディングも、観光とあわせて続けていきたいと計画しています。

 
 台湾でもその前準備として、台湾が誇る世界的な自転車ブランド「GIANT」のお膝元だけに、あこがれのロードサイクルを試乗してきました。

 自転車レンタルには、市民・観光者の気軽な足であるUBAIKEや、今回の試乗ロケーションになった淡水河畔に展開する遊歩道でも、レンタルサイクルは充実していましたが、筆者はあえて値段が張ってもロードサイクルにこだわって乗ったのですが、いやはや淡水に沿って造られたこの専用道は、市民にとってもとても有用で、人が絶えることなく活気がありました。


 一昔だと中国や台湾での市民スポーツと言えば、太極拳で早朝あちこちでこぞって見れたものですが、本来二輪車大国なのも手伝って、今やサイクリングやジョギングに取って代わった印象を深めました。

 国民性の相違はあるにしろ、日本でもこうした公共施設が自治体と地場企業の協業で提供されるのを期待したいところですし、名古屋市は河川敷も広く一部矢田川河川敷の公園のような、市民や観光者へのスポーツインフラの提供をもっと特徴を上げて、象徴化できないものでしょうか。


 山間部の多い岐阜県三重県静岡県とも連携し山間部から、河川部そして海浜地域のスポーツインフラ開発のモデル地域と言う選択肢もウイメンズマラソンと絡めて、サイクリングスポーツメッカとして、また環境保全アピール兼ねてブランド化をお願いしたいところです。

 ネイチャースポーツとしては、すでに岐阜県で板取川近辺のオフロードサイクル競技は有名ですし、長良川中流域の関市流域は、リバーカヤック乗りには有名な場所がありますし、こういったネイチャースポーツのさらなる充実で、アウトドアレジャーのは総合発信地といった強みも作れます。


 こうした地域の自然を活かす観光化の協業は、他方で主産業の機械産業の閉塞化の心配を伴う企業にとって、将来の突破口へのヒントになり得るかもしれませんし、技術の孤立化を止め、応用へと転化効果も期待する流れを作る上でも、大変理にかなっているでしょうし、住む人も来る人も共に幸せになれる合理的な選択にもつながっていきますので、特に地場企業がこのメリットに気づいて、機械産業だけにこだわらない、柔軟な経営方針転換にも役立てるために、積極的なリサーチや投資を進めたいところです。

  もちろん、既存の通りのスポーツ協賛もイメージアップに有効ですが、それに一歩前進して協賛から新規事業展開へのきっかけとしては、流れは作りやすくないでしょうか。

 

 今回本題のマラソンは健康づくり産業のテッパンですし、もっとも低コストでできるスポーツのひとつですので、気軽に始められこれからもマラソンをベースに、様々なイベントが全国で催されていくでしょうから、それも楽しみですね。

 筆者のようなサイクリングでも、マラソンでも実際に経験すると判るのですが、ある程度走っていると「ハイ」な感覚になりますよね、これがたまらないという方は多いと思います、筆者もたまりません。

 

 頭の中がが真っ白になったようで、全てが浄化されるというか洗い流されるような気分は、普段のストレスを一瞬で忘れられて気分も爽快になります。

 その前後が、なかなかつらい状態にはなりますが、それを乗り越えた達成感と引き換えに、終わった後の充実感を忘れることができなくて、続けてしまいます。

 

 ウィメンズマラソンには、今年もそんなひと時の充実感を味わっているであろう、女性たちの笑顔を見れたことは、また次へのモチベーションにつながっていくと筆者は信じたいですし、参加者も応援者もきっとそうだと思います。

 男性の筆者は、決して参加できないイベントですが、一般参加可能のシティマラソンより参加意欲の沸く、とても魅力的でスペシャル感の半端ないこのイベントに、うらやましさを隠せません。

名古屋って、福祉の満足度結構良いんじゃない?

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 ニュースなど世間で、貧困による教育格差が激しいだとか、高齢化社会化でお一人様が孤独死したり、子どもを保育園になかなか入れられない待機児童が問題になっていますが、国は経済の安定化を優先させる政策が目だって、私たちを不安にさせたりします。

 国なりに努力しているアピールは感じるものの、景気上向き感もまだまだ実感が沸かない人も多いので、相変わらず収入を消費に回したくなるには、時期尚早に思ってしまいますね。

 

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 高齢化が進んでいくことで、今まで通り生活するにも移動手段に公共機関が思うように機能しておらず、自家用車を運転する高齢者は多く事故が目だっていますが、危なっかしくても背にはらを変えられず、従来の交通マナーだけでは解決が難しく事情も複雑になっています。

 

高齢者を乗せた無人タクシーが愛知県の公道を走行…「交通弱者」への対策として期待も | 介護ニュース | 介護ぱど

 

 まずは交通福祉の改善が進むかどうかで、高齢化問題の解決がスムーズにいくかの分岐点になると筆者は考えていて、今時の高齢者は今後も自活できれば自活したいと積極性を示す人が結構多いので、その自活を公共機関の工夫と新しい補助業務を検討して、うまく補えるかがカギになります。

 この福祉業務は、北欧の手厚い福祉業務に近いイメージですが、日本は税金で賄い切れない分NPOなどの民間企業を上手く育てて事業化しなければいけませんが、人口減で税金増加も直ぐには期待できませんので、既存の自治体業務も含めて、可能な事業はできるだけ公務員でなく民間雇用で採算がとれる程度に自治体が制度整備をお膳立てする必要があります。

 

 このお膳立ての仕組みの参考になるのが、今話題になっている保育士雇用制度であり、今この制度は残念ながら給与が見合わないために、せっかく人材は居るのに生かせていない現状ですが、関係者が給与面での落としどころを協議して、儲からないにしても生活は保証できるラインを探し出せれば、これが福祉事業のモデルになります。

 

p-kaigo.jp

 

 世の中には儲けたくて仕方のない人がいる一方で、そこそこでも安定した生活を望む人も少なくありませんので、納税面での優遇とセットで、その分社会奉仕優先の福祉業務への選択肢は、結構多くの雇用を生み出すでしょう。

 名古屋市に住んでいると、それがまんざら実現不可能ではなさそうな気になるのは、この地方に住む人の堅実性のせいかもしれませんが、全ての人に強制できる話でないにしろ、現実的な選択になりそうな気がしませんか?

 

 筆者の高齢者介護の経験からしても、名古屋の「住みやすさ」のスペックは高いと実感できますので、言えばきりがないのですが、住みやすさについての他の地域とも共有しながら、制度の統一化を進められるきっかけに役立てばいいのではないでしょうか。

 日本は特に「良いモノ」と評判が広まると、とにもかくにも集中してしまう傾向が高いように思いますが、そのせいか東京に過度の集中や偏りが発生している現状は、長い目で見れば決してプラスにならない気がします。

 

www.city.nagoya.jp

 

名古屋市:名古屋市軽度・中等度難聴児補聴器購入費助成事業(暮らしの情報)

 

  このような新しい制度を、愛知県など東海地方は大事にしてきましたので、住みやすさではどこにも負けない地域として評価されてきましたし、これからも派手な遊べるところよりも安定を求める人たちは、この地域に集まってくるでしょう。

 よくもわるくも「無難」な点は賛否両論あるかもしれませんが、この無難さが必要な地域はたくさんあるのではないでしょうか。

 

  住まう実験場としては、外国人の定住希望者の受け入れ問題でも、産業発展地である東海地方は、外人労働者の多い地域でもあり、決して順調でないことも多々ありますが、さらに今後増えるであろうかれらとの共存する生の姿を絵実感できる、先見の地でもあると思っています。

 観光者もこれから激増する前に、国内で起こるであろう問題を少しでも早く実感して、感じた問題を少しでも多くの地域で共有していく姿勢が大事であり、それこそ限られた人材を有効に使える手立てになっていくでしょう。

 

wired.jp

 

 どの国でも住みやすい地域を願うのは、当然の欲求であり、しかしながらそれを得るためには、少なからずそれ相応の問題に直面し、それをその地域ごとの解釈で解決しなければなりません。

 その問題解決にどれだけ時間がかかるのか、それはまだ読めませんが、どうせ直面しなければならない問題なら、早めに直面してその分問題解決に時間を充てる方が合理的ですし、そういった献身的な気質を日本人は 昔から持っていると思っています。

 

 

クルマは凶器になるのか、貴重な道具になるのか

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 交通事故通年ワーストワンホルダーの名古屋在住者の筆者にとって、この話題は禁句中禁句だったりしますが、いい加減市内の交通マナーの悪さには辟易しているので、あえて禁断の領域に触れます。(キッパリ) 

 これは統計上の比較では、愛知県と言うことになっていますが、全国でも決して他人事ではないはずですし、かつては考えられない論外の交通事故も珍しくなくなっている時事は何を示しているのでしょうか。

 

www.asahi.com

 

 今、地方の道路で正面衝突事故が増えているそうですが、それ故にこの凶器に成り得る自動車そのものの在り方が問われています。

 この解決には自動運転システムや、様々なメーカーの工夫がされてはいますが、根本的にはやはり操る人間の意識そのものが重要なんだと思います。

 

 この問にそれぞれのドライバーが答えを出さない限り、この根本的な問題を解決しないでしょう、しかし人間が操る限り人間のバグである大きな問題が、永遠に問われることになります。

 そうした意識で自動車自動運転の環境やシステムに根深く横たわる問題を、考えなければならないと期待されているのかもしれません。

 

 単線道路での対向車線同士の自動車正面衝突事故多発が物語ってるものや、地方の予算不足で、無計画な道路拡張のついても、長期的に考えてまったく進まずに頓挫している例が多数見受けられます。

 名古屋でも相変わらず交差点での正面衝突事故や、市内の道路拡張や保全整備が長期的に進まなかった例が幾つもありましたし、この前のNHKの特集番組でも地方の道路が長期間先延ばしにされ、道路幅の狭い単線道路で高速走行して事故るケースが目立つ、と言う問題をあげていました。

 

 そもそも、国内の道路整備計画は、ごくごく一部の経済成長度合いを基準に計画された、都市計画としては偏ったものであったと言わざるを得ず、

 

 このまま拡張工事計画を、継続するのか。

 しないまま、道路利便性を工夫するのか。

この判断は、今後日本各地に散在する問題の解決の、キーワードになりそうです。

 今後、より日本の道路事情と言うものが、便利になるように、そしてそれがひいては世界各地で起こる問題に、大いに役立つ可能性を秘めているだけに、私たちはもっと真剣に考え、自治体・国の計画を見守るべきでしょう。

 

  免許証返納の高齢者に様々なサービス 愛知県の取り組みに世界が注目 - ライブドアニュース 

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  モータリゼーション時代に沿って生活してきた世代が、高齢化しその世代の増加によって、自動車を生活から切り離せないために、運転能力低下に気付かないままで家臣運転の結果、駐車場での店舗腕の破壊事故や、露中での人身事故に繋がる事件は、同じドライバーとして痛ましく、遠くない将来のわが姿を見ているようで、いたたまれません。

 海外でも、台湾を筆頭に東南アジアでのバイクなどの交通マナーは、日本のそれに匹敵してひどいものだそうですが、まだドライバーの年齢層が低いのは、そのマナーをしても結果的に事故らないバランスを取れているのかもしれません。

 

 筆者も、最近はこういった高齢者事故の増加を踏まえると、いくら自分が正しいと信じる運転をしていても、いつどこで事故と遭遇するのか?最近は予測も付かないですが、今後かなり大胆な交通モラルの改正が、求められていくでしょう。

 高齢者でなくとも、かつて運転するのが常識だった時代に比べて、今は若い世代から自家用車を持つ人が減っている傾向があるし、それに比例して運転側の危険性を知る経験もない人が増えることで、事故が一方的な目でしか見られない傾向があります。

 

 加害者に得津加担するつもりはありませんが、運転経験者の減少よって運転者側の心理が軽視され、問題解決の上で必ずしも健全でない場合が考えられますし、単に自動車イコール悪と捉えられ、事件が決定づけられていく怖さがあります。

 これを解決するもっとも合理的な対策は、自動車がよりパーソナルな所有物という認識を軽減し、より公的な目的での移動体として位置づけられることでしょう。

 

 

 さらに自動車は、今後自動運転技術が高まる事によって、より交通システムを客観的に管理することを目的とするでしょうし、今まで自動車の室内空間は住居と異なった異空間としての位置づけから、より住居に近い生活を共有できる空間へと変わっていきそうです。

 今まで「走る喜び」と言っていたのは、車を操る自分の意識を満足させる行為だったのですが、それが誰でも安全に高度な移動をできて、生活の満足感を妨げないものになるということですので、ガソリン自動車全盛の時代を経験する筆者などは、複雑な心境です。

 

 こうした意味合いで移動者は、古い考えではドライバーの個人的な走る満足度を高める道具から、新しい考え方をすれば生活の延長で、一部分として楽しむ手段となるのかもしれません。

 そのような時代が来たときには、自動車事故は激減できているのでしょうか、そうならば多少の自由は奪われるにしても、より効率化された交通網が安全に私たちの、価値ある生活へと役立っているのかもしれません。

 

 人間が運転する以上、交通事故は無くならないとまで言われている、自動車飽和の時代にあって、次世代のAI化された乗り物や交通システムは、私たちの生活をより豊かなものにする、貴重な道具となってくれるのでしょうか?

 それとも相変わらず殺人マシーンとしての悪名を持ち続けてしまうのでしょうか?その近未来は、すでに出口が見えようとしている時期に来ていますので、その恩恵を受けられないドライバーは、それまで自分の身は自分で守るしかないのです。

 ぜひぜひ、ドライバーとしてのモラルをそれぞれが見直しておきたいものです。

 

先進国で22位、労働生産性を高めるトライ

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 これは聞いた時点で、カルチャーショックを受けましたが、私たちの国の労働生産性は先進国でも高い位置にあったという先入観があって、22位という事実には言葉もでませんでした。

 この事実は、かつての国内企業の経済力伝説を忘れ、既に世界では技術力を除いてトップを伺える立場には無くなっていると言う現実を、私たちがどう捉えてどう向き合っていくかにかかっているでしょう。

 

 今、過労事故が目立って報道されたことで、とくに大手企業の労働時間短縮化が大きな話題になっていて、広告代理店国内大手「電通」の労働バッシングは記憶に新しいところですが、問題の顕著化が氷山の一角と揶揄されながらも、企業の労働管理担当者は非常にやりにくい状況かも知れません。

 これらのように直接でなくとも、大企業の経営不振での表面化も顕著で、たとえば東芝だったりMRJを扱う三菱重工(航空機)労働生産性というくくりでは同意の課題だと言えるでしょう。

 

 先の電通でも先日社長自ら記者会見に臨み、労働時間短縮化における「人にしかできない事と人でなくともできることの切り分け」をしていると発言していますが、中小零細企業は困難にしても、大手ならば人でなくともできる仕事の精査は、労働の価値を変えていく可能性が出ています。

 また三菱航空機は、MRJの2500時間もの飛行テストに臨んでいますが、取れたデータは膨大であり、従来のネットワークで処理するととても目標までに完了しないため、人がする必要ないデーター処理や転送は、通信大手NTTコミュニケーションズの通信インフラと提携し、通信処理の高速化で従来の400%タスク処理を実現するとしています。

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 交通インフラの効率化がもっとも帰来される物流企業は、鉄道インフラの共有化や物流センター活用の見直しなどで、実働コストの削減やCO2削減により、結果労働コストや、企業価値の向上を進めています。

 労働生産性と言っても、単に社員・労働者の仕事効率向上では限界がある中での、根本的な記号価値・生産力の見直しが本格化してくることが期待されています。

 

 こうした変化を仕事の中で、実感できる立場の人はわかりやすいのでしょうが、大企業では直接かかわらない部署の方や、親会社の改善待ちの子会社に務める方は、実感が沸きにくく、自分がどういう改善をしたらいいのか、二の足を踏んでいる方も少なくないでしょう。

 ただ、冒頭に申し上げた通りに日本の労働生産性がかなり低いのは、知られていることであり、この事実の例外となる企業は無いと考えた方が合理的ですので、より労働生産性向上に貢献できるスキルアップは、個々に与えられる最優先課題です。

 

 従業員の安淑過労で労働時間短縮が優先的な空気の流れる中で、実は日本の職場環境が抱える最も身近な問題は、じつは働いている現場にあるのを自覚している人は少ないのかもしれません。

 企業側の改善努力を求める動きは加速する一方で、無駄な会議や無駄な報告書・プレゼン資料作成に貴重な時間を費やして、仕事としてはいないでしょうか。

 

 その無駄を仕事とする空気を持ったきぎょうは、最も危機感を持つべきところでしょうし、管理職の決断力の遅い企業は、それだけで多くの労働時間を無駄に使っていますし、さらにその上司が……といった負のスパイラルは全体が見通しの悪くなった大手企業にありがちな無駄です。

 こうした無駄は、いわゆる人がしなくてもいい無駄で、近い将来アメリカ辺りからAI化され、人がすべき仕事とみなされなくなる可能性の高いものですし、すでに企業コンサルタント会社など、インテリジェンス企業からAIによる判断の方が的確だと結果を出しているところもあるそうです。

 

 こういった隠れた無駄が、ある程度人間が働くための息抜きだと考えられる向きもあるでしょうが、息抜きととるか怠慢ととるかは企業ごとにバランスは様々で、意見の分かれるところでしょうが、無駄は人が判断するまでもなく業績として現れます。

 その結果を自分の事として真摯に受け止められる会社が生き残るでしょうし、そうでない会社は経営者の能力如何に関わらず消えていくでしょう。

 

 つまり、これからの経済は人が行うにしてもAIが行うにしても、そのバランスが求められ、結果として効率化されていなければ結果を出していくのは難しいでしょうから、社員一人一人が仕事の無駄と効率を常に念頭に置いて、自らの時間は自分で創り上げる工夫と創意が、結果的に自分の人生を豊かにできるかの分岐点なのかも知れませんね。

 そんな時代の到来に向けて、ある時は自分の会社に早めに見切りをつけなければならなくなる局面に、立ち買う機会があるかもしれませんが、できればそういう会社でないことを祈りたいものです。

 

 そのためにも、普段何の気なしに作成しているエクセルやワード書類、徹夜で作成しているパワーポイントのプレゼン資料、果たして本当にそれだけ必要なのか? 単に仕事している気になっていないか?

 そんなことを考える余地のある人は、筆者も含めs事を減らせないのは、自分自身にある程度原因があったりしないか、何度も見直しておいた方が、結果的にシアワセになれるかもしれせんね、余計なお世話ですが。

 

田舎の話と捨て置けない、地方(中央)自治の闇

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 タイトルからして、地方自治の闇って……おどろおどろしいですね、こんなサイトもみつけちゃいました。

怪談地方自治体の闇

 

 さて、美濃加茂市市長の受託収賄罪の是非を巡って、名古屋高裁の再審で無罪が逆転有罪となった話題は、地元中心に衝撃を与えました。

 若くして市長として 当選した藤井市長への風当たりの大きさは、市民の期待をよそにいかんしがたいものがあったようですが、 一地方の政治事件と片付けて良いものか? 多くの人に懐疑の思いを残す事件です。

 

美濃加茂市長「明日から不在」 来年1月に出直し選:朝日新聞デジタル

www.asahi.com

 

 有罪判決が出たはずの裁判の後で、美濃加茂市長後継者を急きょ決める選挙は、市民の本意を汲んでか有罪が解けていない元市長がそのまま、再選されましたが、この結果は多くの方が根拠は示せないにしても、おおむねわかっていた結果ではないかと感じました。

 市民へのインタビューでは、在来市長への擁護の意見があったからですが、それよりも双方の明確な証拠が出なかった中で、原告側の主張が否定できないという根拠での有罪となっていて、限りなく原告と検察側の論証の不透明感が相当強いままの、まさかの有罪判決だったため、多くの人は半信半疑というよりも、原告側のごり押し的な面が強く感じられたのかもしれません。

 

美濃加茂出直し市長選、上告中の藤井浩人氏再選 : 政治 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

www.yomiuri.co.jp

 

 話題にもなりましたが、30代にして市長に当選しただけに、経験不足や検知に疎いのではとの声も多かったようですが、若さゆえの誠実さや実直さが市民に評価されつつあった時期の収賄疑惑だっただけに、タイミングが良すぎる印象も手伝ったのかもしれません。

 普通、公務員の公金私用や既得権益などでの収賄の疑惑が起こったときは、よほど海千山千でない限り、徹底的にやり玉に挙がって、辞任に追い込まれるケースが後を絶たないのですが、このケースはそういった展開にならなかったのも、市民の評価がよかったからでしょう。

 

地方議会“政務活動費”不正相次ぐワケ|日テレNEWS24

www.news24.jp

 

 

 こういった不正問題は、地方に限らず中央でも公僕の趣旨を忘れ私欲に走る公務員の問題は起こるのでしょうが、問題解決を待つ間はどうしても行政が分帝になりやすく、ひいては住民の公益を左右するものですので控えてほしいものですが、公務員の非常識な犯罪などからもうかがえるような、民間の常識からのフェードアウトをされる方が、少なからずいらっしゃるのでしょうか。

 こういった一部の不正公務員によって、悪いレッテルを張られるまじめな公務員はいい迷惑でしょうが、このような事象は民間でも起こるので、区別するのはフェアではなののでしょうか。

 

 話は戻りますが、地方で起こっている若い市長を巡るいざこざは、不正を糾弾すること以上に、今後期待される「若い才能」や可能性を摘んでしまわないかの方が、もっと心配です。

 公務員に限らず覚えておいてほしいのは、ベテランの方は特に自分の仕事を全うするのは、筆者も例外でないですがやって当たり前ですが、それに加え次世代を育てる余裕がなければ、その組織は長く続かないリスクを抱えているということです。

 

 議会の職員は住民が決めるとは言いますが、結局アメリカのように裁判になったときに民間の陪審員がいない以上、民意を反映できずただただ見守る事しかできません。

 それをいいことに、組織のメンツを立てる(などの)ために主張を曲げないなど、日本の政治家は守られ過ぎのように思われます。

 

 今まではそれで済んでいた制度なのかもしれませんが、国際化がすすむにつれ日本国内では常識だった精度は、矛盾のあるところから綻びが現れ、その改善を遅らせればその分国民にしわ寄せが来て、取返しが付かなくならないことを願います。

 むしろ最新のAIの方が、法的な判断や非合理な矛盾は人より正しく判断するのではないでしょうか。人でしかできない事とは、ある意味不条理な判断が求められる場合であって、その多くはごくごく一部の私益に関わる話だとしたら、AIのような判断の仕方は、無用の長物でしかないのかもしれませんね。

 

2・22(2月22日)忍者の日にはニンニンニン!

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 うほほーい!、ついに当ブログは3年目に突入させていただけそうです、お読みいただける読者様のたまものです、ありがとうございますっ。

 さて、2月の22日は「ニン・ニンニン」で忍者の日……だそうで、好きですこういう解釈(笑)三重県・愛知は古くからニンジャ発祥の地として知られているだけに、こういう「からくり」は、見逃しません。

 

【関西の議論】「忍者の日」に歴史的和解…「伊賀VS甲賀」はアニメや小説が創りあげた虚構!?(1/4ページ) - 産経WEST

www.sankei.com

 

 本家本元を争う・認め合う動きもあったり、最近は静岡県東部でも、ニンジャを使った観光を展開しているそうで、権利主張にいそしむのも解らなくはありません。

 外人の受けがいいだけに、なんとかニンジャブームに火をつけたいところでしょうが、すでに「ニンジャ」は地域ブランドの象徴をこえようとしているんでは、ないでしょうかね。

 

忍者の日(2月22日)愛知・伊賀・甲賀 忍者の里PRキャンペーンの実施について - 愛知県

 愛知の中部国際空港セントレア)でも観光招致のイベント開催するらしいですね、定番のおもてなし武将隊も参加するよう……出ませんね、そちらは徳川家康だけと服部半蔵忍者隊か、愛知県のイベントなのでその辺りは縄張りキチンと守ってますねぇ、出ればいいのに。

名古屋市も加勢にきたぜぇ!大村サン(おっと口が滑った)」

「おう!かたじけない河村氏……(また滑ってまった)」

お二方、仲良くしてくださいね。

  話が、大村愛知県知事と河村名古屋市長の不仲説に傾いてしまいました、大変申し訳ございません、名古屋いち市民としては心配で心配で……。

なぜ大村秀章と河村たかしはあんなに仲が悪くなったんですか?数年前までは仲良... - Yahoo!知恵袋

大村知事と河村市長、対立再燃 名古屋の展示場建設巡り:朝日新聞デジタル

  これが、政治・行政の暗黒面なのでしょうか、いわゆる「袂(たもと)を分かつ」とはこのことですかね。

 

 

 さてさて、ニンジャって半分架空な設定が含まれていて夢があって楽しいですよね、忍者が日本の良いイメージとして、外人に捉えられているのはウレシイ話ですが、ナルトみたいにニンジャアニメがもっと流行るということないんですけど。

 

  この観光ブームに乗っかって、シャイと言われる日本人ももう少し羽目をはずして盛り上げられるといいですね、元来日本人はまつり好きですから、いろいろかこつけて各地でハロウィンパーティーみたいな「ニンジャパーティー」を一気に開催するのはどうでしょうか。

 和ものでもここまでできるぞ、と外国人にアピールするいいチャンスですよ、ある特別な日時を設定して、その時に突然カウントダウンイベントみたいに、一斉に日本人だけが完成をあげて、様々なパフォーマンスをする。

 

 外国人は驚くでしょうが、インパクトはマックスですからこういったサプライズは、許されるでしょうし、平和の国日本ならではのイベントとして、観光者の印象に残りそうですよね。

 海外じゃ、こういうサプライズは一般的のようですから、日本人同士だったら「いかがなものか?」と酷評されそうですが、外国人観光者向けの限定的なパフォーマンスなら、結構やってもいいかな、と思いませんか?

 

 ニンジャは、今のところ地方の特色を出すツールとして発展しつつあるにとどまっていますが、外国人にとって日本のイメージは未だ「サクラ」「フジサン」「ゲイシャ」「ウキヨエ」「ニンジャ」と言うのが強いようです。

 だったら、一部限定のアイテムでなくいっそ国のアイコン的な位置づけにまで昇華させて「フジサン・ゲイシャサイコー!」「ニンジャ・ウキヨエクール!!!」なんて言われるようになった方が、むしろ本望じゃないでしょうか?

 

イベント一覧 | EVENT|2.22(ニンニンニン)「忍者の日」キャンペーン

222.ninja

 

 日本も所詮、極東の小国ですからなりふり構わず本意にこだわらずに、まずは大いに認知や好印象を持たれてナンボでしょう。

 そのくらい砕けたプレゼンテーションの方が、得てして大うけして意外性も大きいですよね、あの一見真面目そうな安倍首相が「スーパーマリオ」のコスプレで大うけした、肩肘張らないプレゼンテーションが評価されたのでしょうね。

 

 ハロウィーンのような西洋慣習に、迎合するのも礼儀なのかもしれませんが、そろそろジャパンオリジナルを肩肘張らずに主張してもいいころです。

 さあ、あなたも2月22日は「ニンニンニン」してみませんか? あ……結果の責任は、筆者取れませんけどね。(汗)